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教科書ドリル 生理学 第10章

C. シナプス伝達

第10章 神経 全22問

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ニューロンの神経終末と他のニューロン、筋または腺細胞との接合部を何というか。また、そこを介して興奮が次の細胞に伝えられる過程を何と呼ぶか。

解答接合部: シナプス / 過程: シナプス伝達 (興奮の伝達)

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化学シナプスと電気シナプスの違いに関する記述として正しいのはどれか。

1哺乳類では電気シナプスが大多数を占める。
2化学シナプスでは神経伝達物質が介在する。
3電気シナプスでは軸索終末からシナプス小胞が開口分泌される。
4化学シナプスでは軸索と次の細胞が密着あるいは融合している。

解答2

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空欄を埋めよ。
哺乳類のシナプスはほぼすべて(①)シナプスであるのに対し、ザリガニなどの甲殻類では軸索と次の細胞が密着して電気的活動がそのまま伝えられる(②)シナプスが存在することが知られている。

解答① 化学 / ② 電気

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化学シナプスにおいて神経伝達物質を蓄え、神経の興奮によりシナプス間隙に内容物を放出する小型の膜構造を何というか。

解答シナプス小胞

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シナプス前終末とシナプス後細胞との間に存在する狭い間隙を何というか。また、その幅はおよそ何nmか。

解答名称: シナプス間隙 / 幅: 約20〜50nm

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化学シナプスの構造と働きに関する記述として誤っているのはどれか。

1シナプス前終末(シナプス小頭)にはシナプス小胞が多数存在する。
2シナプス後細胞の膜にあって前終末と向き合う部位をシナプス下膜(後膜)という。
3神経伝達物質に特異的に結合する受容体はシナプス下膜に存在する。
4シナプス伝達では神経伝達物質がシナプス後細胞から前細胞に向かって放出される。

解答4

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化学シナプス伝達の特徴として正しい組み合わせはどれか。
a. 一方向性伝達がある。
b. シナプス遅延がある。
c. 繰り返し刺激しても疲労しない。
d. 酸素不足や薬物に影響されにくい。

1a, b
2a, c
3b, d
4c, d

解答1

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シナプスを興奮が通過するのに要する時間を何というか。またその値はおよそ何ミリ秒か。

解答名称: シナプス遅延 / 値: 約0.2ミリ秒

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次の空欄を埋めよ。
興奮性シナプスでは伝達物質がシナプス下膜を一過性に(①)させる。この変化を(②)という。一方、抑制性シナプス(シナプス後抑制)では伝達物質が下膜を一過性に(③)させる。この変化を(④)という。

解答① 脱分極 / ② 興奮性シナプス後電位(EPSP) / ③ 過分極 / ④ 抑制性シナプス後電位(IPSP)

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抑制性シナプスに関する記述として正しいのはどれか。

1シナプス後抑制ではシナプス下膜が脱分極する。
2シナプス後抑制では過分極性の膜電位変化(IPSP)が生じる。
3シナプス前抑制では前終末からの興奮性伝達物質放出が増加する。
4シナプス前抑制では後膜に大きなEPSPが発生する。

解答2

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EPSP(IPSP)の加重に関する次の対応の組み合わせとして正しいのはどれか。
a. 空間的加重 — 異なる複数のシナプスが同時に活動する
b. 時間的加重 — 同一シナプスに短時間内に連続して入力が到来する
c. 空間的加重 — 1つのシナプスで連続刺激により加重する
d. 時間的加重 — 多数のシナプス前線維が同時に活動する

1a, b
2a, d
3b, c
4c, d

解答1

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ある1本のシナプス前ニューロンの軸索が多数の側枝に分かれて多数のニューロンにシナプスを作る現象と、多数のシナプス前ニューロンが同一のニューロンにシナプスを作る現象を、それぞれ何というか。

解答前者: 発散 / 後者: 収束

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シナプス伝達の性質に関する記述として誤っているのはどれか。

1弱い2群の刺激を同時に加えたとき、それぞれ単独の効果の和よりも大きな効果が得られる現象を促通という。
2強い2群の刺激を同時に加えたとき、単独の効果の和より効果が小さくなる現象を閉塞という。
3反復刺激後にシナプス伝達が数分間増強される現象を反復刺激後増強(PTP)という。
4大脳皮質・海馬で数時間以上持続するシナプス伝達の増強は長期抑圧(LTD)と呼ばれる。

解答4

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運動神経終末、自律神経節前線維末端、および副交感神経節後線維末端から放出される神経伝達物質は何か。

解答アセチルコリン(ACh)

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神経伝達物質と主な作用部位(または機能)の組み合わせとして誤っているのはどれか。

1アセチルコリン ― 神経筋接合部
2ノルアドレナリン ― 交感神経節後線維末端
3ドパミン ― 錐体外路・報酬系
4グルタミン酸 ― 中枢神経系の主要抑制性伝達物質

解答4

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中枢神経系における主要な「興奮性」神経伝達物質はどれか。

1γ-アミノ酪酸(GABA)
2グリシン
3グルタミン酸
4セロトニン(5-HT)

解答3

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次のうち、抑制性伝達物質としてのみ働くものの組み合わせはどれか。
a. GABA
b. グリシン
c. グルタミン酸
d. ノルアドレナリン

1a, b
2a, c
3b, d
4c, d

解答1

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空欄を埋めよ。
神経伝達物質は化学構造によって分類される。(①)、モノアミン、アミノ酸、プリン誘導体、ペプチドのほか、近年は気体である(②)も伝達物質として認識されている。モノアミンには(③)、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、(④)が含まれる。

解答① アセチルコリン / ② 一酸化窒素(NO) / ③ ドパミン / ④ ヒスタミン

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アセチルコリン受容体に関する記述として正しいのはどれか。

1骨格筋の神経筋接合部にある受容体はムスカリン受容体である。
2平滑筋のACh受容体はニコチン受容体である。
3ニコチン受容体はイオンチャネル型、ムスカリン受容体は代謝調節型(Gタンパク結合型)である。
4ムスカリン受容体はアトロピンでは遮断されない。

解答3

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神経伝達物質に対応する受容体について、代謝調節型(Gタンパク結合型)受容体のみで構成される組み合わせはどれか。

1ムスカリン受容体・GABA-B受容体・ドパミンD1受容体
2ニコチン受容体・AMPA受容体・NMDA受容体
3GABA-A受容体・グリシン受容体・5-HT3受容体
4アドレナリンβ受容体・ニコチン受容体・カイニン酸型受容体

解答1

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次の受容体の主たるリガンド(神経伝達物質)を答えよ。
① NMDA受容体 ② AMPA受容体 ③ GABA-A受容体 ④ GABA-B受容体

解答① グルタミン酸 / ② グルタミン酸 / ③ GABA / ④ GABA

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シナプス伝達の総合的理解を問う。次の記述のうち誤っているのはどれか。

1神経筋接合部ではACh放出→ニコチン受容体開口→終板電位(EPP)→骨格筋の活動電位発生という流れで伝達される。
2GABA-A受容体はCl⁻チャネル型で、IPSPを発生させて神経活動を抑制する。
3NMDA受容体はGタンパク結合型受容体で、セカンドメッセンジャーを介して抑制性に働く。
4シナプス伝達は一方向性・シナプス遅延・易疲労・酸素および薬物感受性を特徴とし、軸索伝導とは異なる。

解答3

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