学習トップ教科書ドリル 生理学第10章 ▸ C. シナプス伝達 / Q10C019

教科書ドリル 生理学

Q10C019 神経

問題

アセチルコリン受容体に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1骨格筋の神経筋接合部にある受容体はムスカリン受容体である。
2平滑筋のACh受容体はニコチン受容体である。
3ニコチン受容体はイオンチャネル型、ムスカリン受容体は代謝調節型(Gタンパク結合型)である。
4ムスカリン受容体はアトロピンでは遮断されない。
解答
正解3
解説

1. 誤り。骨格筋の受容体はニコチン受容体(Nm)である。
2. 誤り。平滑筋の受容体はムスカリン受容体(主にM2,M3)である。
3. 正しい。ニコチン受容体はNa⁺/K⁺/Ca²⁺透過性の非選択性陽イオンチャネル内蔵型で「速い」。ムスカリン受容体はGタンパク共役型で、M1/M3/M5はGq→IP3経路、M2/M4はGi→cAMP低下/K⁺チャネル開口で「遅い」。
4. 誤り。アトロピンはムスカリン受容体のブロッカーで、副交感神経抑制(散瞳・口渇・頻脈)を起こす。

**ポイント**: AChの受容体は2系統。骨格筋=N、平滑筋=M、神経(節)はNとMの両方があるが節前→節後伝達はN受容体。「速いN/遅いM」「アトロピン=M遮断」で整理。

解説画像
アセチルコリン受容体に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
アセチルコリン受容体に関する記述として正しいのはどれか。
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