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教科書ドリル 生理学 第9章

D. 老化

第9章 生殖・成長と老化 全12問

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生理的老化と病的老化に関する記述として正しいのはどれか。

1生理的老化はあらゆる病気の合併症として現れる加速的な老化過程である。
2病的老化は遺伝的に規定された生得的な過程で、誰にでも一様に起こる。
3生理的老化は誰もが生まれながらに備えた加齢変化であり、病的老化は高齢で罹患しやすくなる疾患の症状と、それにより加速される加齢過程を指す。
4老化に環境因子(酸素・放射線・運動・ストレスなど)は関与しない。

解答3

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細胞種とその寿命または更新性の組み合わせとして正しいのはどれか。

1神経細胞 ― 約120日で常に更新する
2腸管上皮細胞 ― 一生分裂しない
3神経細胞 ― 出生直後の時期に分裂能を失い、個体本体と等しい寿命をもつ
4心筋細胞 ― 数週間で完全に新生細胞に置き換わる

解答3

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脳梗塞などで失われた神経機能について、周囲に残る神経細胞が分裂することで再生・代償することができない理由を、神経細胞の寿命の特徴から簡潔に述べよ。

解答神経細胞は出生直後の時期に分裂能を失うため、損なわれた神経細胞を新たな細胞で補填することができず、残された神経細胞の寿命は個体の寿命とほぼ等しくなるから。

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生理的老化の3特徴に関する記述の組み合わせとして正しいのはどれか。

1①各機能の加齢変化は同じ速さで一様に進む ②個体差は減少する ③ホメオスタシス調節能力は亢進する
2①各機能で進行スピードに差がある形で低下する ②個体差は増大する ③ホメオスタシス調節能力は低下する
3①各機能で進行スピードに差がある形で低下する ②個体差は減少する ③ホメオスタシス調節能力は亢進する
4①機能の加齢変化はすべて20代から急激に低下する ②個体差は不変 ③ホメオスタシスは完全に消失する

解答2

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30代を基準としたときの80代における各生理機能の低下率について、教科書が挙げる数値の関係性として最も近いものはどれか。

1神経の活動電位伝導速度は約60%低下する
2腎血流量は約15%しか低下しない
3神経の活動電位伝導速度では約15%程度にとどまる一方、腎血流量で約50%、換気能力の指標となる最大呼吸容量では約60%と顕著な低下を示す
4すべての機能が80代では一律に約30%ずつ低下する

解答3

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高齢者のホメオスタシス機構に関する記述として正しいのはどれか。

1高齢者ではホメオスタシス機構が完全に失われており、安静時の血液pHや浸透圧は健常成人と大きく異なる。
2安静時には血液のpH・浸透圧・血糖といった恒常性指標は概ね健常成人と同等に保たれるが、急激な気候変化や強度の高い運動に適応するための調節能は著しく低下している。
3高齢者は若年者より激しい運動時の心拍数増加幅が大きい。
4体温が一度上昇しても、安静時に戻るのに要する時間は若年者より短い。

解答2

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次の空欄を埋めよ。
「医学上は、おおむね( ア )歳以上の人を高齢者と呼ぶ取り扱いが一般的である。多くの生理機能は( イ )代前半にピーク値を示した後、緩やかに低下していく。同年齢の高齢者であっても生理機能には大きな( ウ )が存在し、その幅は加齢とともに( エ )する。」

解答ア=65、イ=20、ウ=個体差、エ=増大

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高次神経機能の加齢変化に関する記述の組み合わせとして正しいのはどれか。

1短期記憶は早期から大きく低下する一方、エピソード記憶はよく保たれる
2数列の復唱課題に代表される短期記憶は加齢後も比較的安定しており、意味記憶や手続き記憶も維持されやすいが、エピソード記憶は低下しやすい
3意味記憶(一般知識)は早期から失われ、手続き記憶も急速に低下する
4文章を読む構文能力は早期から低下し、喚語機能はむしろ80歳代でも保持される

解答2

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加齢に伴う各器官系の変化として正しい組み合わせはどれか。

1血圧:低下/肺活量:増加/血管弾力性:増加
2血圧:上昇/肺活量:低下/安静時1回換気量:成人と差はほとんどない
3血圧:低下/安静時1回換気量:著明増加/肺活量:増加
4血圧:不変/血管抵抗:低下/呼吸機能:不変

解答2

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高齢者の排尿機能の加齢変化に関する性差として、組み合わせが正しいのはどれか。

1男性:尿失禁(原因 ― 膀胱容量の低下)/女性:排尿困難(原因 ― 過活動膀胱)
2男性:排尿困難(原因 ― 前立腺肥大)/女性:尿失禁(原因 ― 尿道閉鎖力の低下)
3男性:頻尿(原因 ― 抗利尿ホルモン分泌の低下)/女性:尿閉(原因 ― 骨盤底筋の弛緩)
4男性:多飲(原因 ― 渇中枢の過敏化)/女性:尿失禁(原因 ― 膀胱頸部の硬化)

解答2

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内分泌機能の加齢変化に関する記述として正しいのはどれか。

1加齢とともに性ホルモンの分泌量は増加の一途をたどる。
2加齢に伴いノルアドレナリンやアドレナリンなどのカテコールアミン群およびPTH(副甲状腺ホルモン)の分泌が増える一方、性ホルモンは減少する。
3副腎皮質ホルモン・甲状腺ホルモン・インスリンはいずれも加齢で著明に低下する。
4副甲状腺ホルモンは加齢に伴い著明に低下する。

解答2

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加齢に伴う身体変化に関する記述として正しいのはどれか。

1基礎代謝量は加齢に伴い増加する。
2胸腺は加齢で肥大しT細胞産生は増加する。
3基礎代謝量は加齢に伴い低下し、胸腺は思春期に最大となった後、成人に至る間に退縮する。
4高齢者は飲水欲が亢進するため脱水になりにくい。

解答3

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