学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第9章 ▸ D. 老化 / Q09D009
教科書ドリル 生理学
加齢に伴う各器官系の変化として正しい組み合わせはどれか。
血液・循環機能では、加齢によって血管壁の弾力性が失われ血管抵抗が上昇するため、安静時血圧は上昇傾向を示す(高齢者高血圧、特に収縮期血圧優位の上昇)。血中ヘモグロビン濃度も年齢上昇とともに低めの値となり、貧血傾向が現れやすくなる。呼吸機能については、安静状態での1回換気量は若年成人と高齢者との間でほとんど変わらない一方、肺活量(努力呼気による最大換気量)は減少し、残気量は相対的に増える(章跨ぎ補強:第3章呼吸系との連携)。このため、軽度の運動でも息切れを起こしやすくなる。これらの所見は、生理的老化の原則である「安静時は保たれ、予備能(最大機能)が低下する」という構図の典型例といえる。選択肢1・3・4はいずれも向きを逆にしたり不変としており誤り。

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