学習トップ教科書ドリル 生理学第9章 ▸ D. 老化 / Q09D012

教科書ドリル 生理学

Q09D012 生殖・成長と老化

問題

加齢に伴う身体変化に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1基礎代謝量は加齢に伴い増加する。
2胸腺は加齢で肥大しT細胞産生は増加する。
3基礎代謝量は加齢に伴い低下し、胸腺は思春期に最大となった後、成人に至る間に退縮する。
4高齢者は飲水欲が亢進するため脱水になりにくい。
解答
正解3
解説

基礎代謝量(BMR)は筋量減少を主因として加齢に伴い低下する(第6章)。胸腺は思春期をピークとした後に成人期を経るにしたがって退縮へと向かう(第9章C節成長で既出)ため、T細胞産生が低下して免疫機能も加齢とともに落ちていく(免疫老化)。対比的に骨髄の造血機能は基本的に維持されるため、「胸腺萎縮⇔骨髄維持」の構図で整理できる。加齢で飲水欲が弱くなった高齢者では、特に発汗が多くなる条件下で脱水に陥らないよう意識的な水分補給が求められる(教科書注記)。さらに、骨粗鬆症がある高齢者が転倒した場面では大腿骨頸部骨折が生じやすく、長期臥床による廃用性萎縮の合併もあり得る。

解説画像
加齢に伴う身体変化に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
加齢に伴う身体変化に関する記述として正しいのはどれか。
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