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教科書ドリル 解剖生理 第4章

H. 痛覚

第4章 感覚器系 全97問

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組織を損傷するような刺激が加わったときに生じる、苦痛を伴う感覚を何というか。

解答痛覚(痛み)

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苦痛を伴う感覚で、急性的なものは身を守る警告として有益であるが、慢性化すると臨床的に有害となるものを何というか。

解答痛覚

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痛みの原因による分類として、本来含まれないのはどれか。

1侵害受容性疼痛
2神経障害性疼痛
3心因性疼痛
4痛覚過敏性疼痛

解答4

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怪我や炎症などで【 ① 】が刺激されて生じる痛みを【 ② 】疼痛という。

解答①侵害受容器 ②侵害受容性

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侵害受容性疼痛の典型例として最も適切なのはどれか。

1神経の圧迫による下肢のしびれ痛
2心理社会的要因が主体の慢性背部痛
3切創部の炎症に伴う疼痛
4帯状疱疹後神経痛

解答3

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痛覚伝導路を構成する神経線維の圧迫や損傷によって生じる疼痛を【 ① 】疼痛と呼ぶ。

解答①神経障害性

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神経障害性疼痛の発生機序として最も適切なのはどれか。

1皮膚切創部の炎症
2痛覚伝導路の神経の圧迫や損傷
3心理社会的因子による知覚異常
4内臓平滑筋の過伸展

解答2

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明らかな身体的原因がなく、心理社会的因子の関与が考えられる痛みのタイプを何というか。

解答心因性疼痛

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発生部位による痛みの分類として正しい組合せはどれか。

1体性痛覚 ─ 皮膚・粘膜・筋・骨・関節
2内臓痛覚 ─ 皮膚や粘膜
3表在性痛覚 ─ 筋・骨・関節
4深部痛覚 ─ 皮膚や粘膜

解答1

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皮膚や粘膜に由来する体性痛覚を特に何と呼ぶか。

解答表在性痛覚

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表在性痛覚は【 ① 】や【 ② 】に由来する痛みである。

解答①皮膚 ②粘膜

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表在性痛覚の特徴として正しいのはどれか。

1局在性が乏しい
2うずくような持続痛が中心である
3速い痛みと遅い痛みが続いて起こりうる
4自律神経反射を強く伴う

解答3

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皮下組織や骨格筋、筋膜・腱・骨膜、血管および関節などから発生する痛みを何というか。

解答深部痛覚

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深部痛覚の例として最も適切なのはどれか。

1針で刺された瞬間の鋭い痛み
2筋肉痛や頭痛
3皮膚の擦過傷の痛み
4内臓の伸展による痛み

解答2

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内臓痛覚の特徴として誤っているのはどれか。

1局在がはっきりしない
2持続性のうずく痛みである
3吐き気や自律神経反射を伴う
4局在性が明確で短時間で消失する

解答4

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内臓痛覚では【 ① 】が明確でなく、持続的な【 ② 】痛みとして体験される。

解答①局在 ②うずく

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内臓痛覚を惹起しうる刺激として、最も適切でないのはどれか。

1腸間膜の伸展
2内臓平滑筋の痙縮
3内臓平滑筋の過伸展
4腹部内臓を切ったり熱を加える

解答4

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腹部内臓周囲にあって、伸展されると痛覚を生じる膜状の組織は何か。

解答腸間膜

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内臓痛の発生機序として誤っているのはどれか。

1内臓平滑筋の痙縮
2内臓平滑筋の過伸展
3内臓の循環障害
4内臓の表面を鋭利に切ること

解答4

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内臓痛覚に随伴する症状として最も適切なのはどれか。

1一過性で短時間の局所痛
2吐き気や自律神経反射
3鋭い刺すような痛みのみ
4触覚刺激のみで誘発される

解答2

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胆石や尿管結石による発作的な痛みは、体性痛覚と内臓痛覚のどちらに分類されるか。

解答内臓痛覚

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速い痛みの性質として正しいのはどれか。

1鈍く広がりをもつ
2局在性が明確で鋭い
3ゆっくりと消失する
4持続的な鈍痛である

解答2

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遅い痛みの性質として正しいのはどれか。

1鋭く局在が明確である
2刺激消失で速やかに消える
3鈍くて広がりがあり、徐々に薄れていく
4触刺激でしか誘発されない

解答3

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速い痛みと遅い痛みを伝える線維の組合せとして正しいのはどれか。

1速い痛み ─ 無髄神経(C線維)
2遅い痛み ─ 有髄神経(Aδ線維)
3速い痛み ─ 有髄神経(Aδ線維)
4遅い痛み ─ 有髄神経(Aβ線維)

解答3

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表在性痛覚のうち、速い痛みは【 ① 】線維で、遅い痛みは【 ② 】線維で伝えられる。

解答①Aδ ②C

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Aδ線維が伝える痛みの特徴として正しいのはどれか。

1鈍く局在不明確である
2鋭く局在が明確である
3ゆっくり消失する
4自律神経反射を伴う

解答2

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Aδ線維は【 ① 】を持つ感覚神経の一種であり、伝導速度が比較的【 ② 】。

解答①髄鞘 ②速い

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C線維が伝える痛みの特徴として正しいのはどれか。

1鋭く瞬間的な痛み
2局在が明確で短時間で消失する
3鈍くうずくような遅い痛み
4触圧覚と同じ性質を持つ

解答3

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C線維は【 ① 】をもたない神経で、伝導速度がAδ線維よりも【 ② 】。

解答①髄鞘 ②遅い

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Aδ線維とC線維に関する記述で正しいのはどれか。

1Aδ線維は無髄、C線維は有髄である
2Aδ線維は遅い痛み、C線維は速い痛みを伝える
3Aδ線維は有髄、C線維は無髄である
4両者とも伝導速度はほぼ等しい

解答3

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速い痛み・遅い痛みと伝導線維の対応について誤っているのはどれか。

1速い痛み ─ Aδ線維 ─ 有髄
2遅い痛み ─ C線維 ─ 無髄
3速い痛み ─ 鋭い痛み
4遅い痛み ─ 短時間で消失する痛み

解答4

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深部痛覚と内臓痛覚は、主にどの神経線維で伝えられるか。

解答C線維(無髄神経)

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鋭い痛みについて正しい記述はどれか。

1C線維で伝えられる
2局在性が乏しい
3Aδ線維で伝えられる
4ゆっくり消失する

解答3

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無髄神経(C線維)が伝える痛覚として最も適切でないのはどれか。

1表在性痛覚の遅い痛み
2深部痛覚
3内臓痛覚
4表在性痛覚の速い痛み

解答4

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痛みの原因として、組織の傷害をきたすような刺激が侵害受容器を刺激して生じる痛みのカテゴリ名を答えよ。

解答侵害受容性疼痛

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痛みの分類で「原因による分類」と「発生部位による分類」の両方に登場する語の組合せとして最も適切なのはどれか。

1神経障害性疼痛 ─ 表在性痛覚
2心因性疼痛 ─ 深部痛覚
3体性痛覚 ─ 内臓痛覚
4侵害受容性疼痛 ─ 神経障害性疼痛

解答3

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表在性痛覚と深部痛覚の違いとして最も正しいのはどれか。

1表在性は局在不明、深部は局在明確
2表在性は皮膚・粘膜由来、深部は筋・骨・関節由来
3表在性はC線維、深部はAδ線維で伝わる
4深部痛覚は触刺激で誘発される

解答2

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痛覚の分類軸として「原因」と「発生部位」がある。発生部位による2大分類はどれか。

1急性痛 ─ 慢性痛
2速い痛み ─ 遅い痛み
3体性痛覚 ─ 内臓痛覚
4神経障害性 ─ 心因性

解答3

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体性痛覚のうち、皮膚・粘膜由来でない方の痛覚を何というか。

解答深部痛覚

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組織損傷に伴う一過性の痛みは生体防御に有益だが、原因刺激を超えて持続し悪循環を引き起こす痛みを何というか。

解答慢性的な痛み

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急性的な痛みと慢性的な痛みの臨床的意義として正しい組合せはどれか。

1急性痛 ─ 必ず病的で有害
2慢性痛 ─ 通常は身を守るため有益
3急性痛 ─ 身を守るため有益
4急性痛と慢性痛は同義である

解答3

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組織を損傷するような刺激を総称して何というか。

解答侵害刺激

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侵害刺激の3分類に含まれないのはどれか。

1機械刺激
2熱刺激
3化学刺激
4振動刺激

解答4

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侵害受容器について正しい記述はどれか。

1被包構造を持つ受容器である
2自由神経終末である
3髄鞘で包まれた終末部である
4パチニ小体に類似する

解答2

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痛みの受容器の名称を答えよ。

解答侵害受容器(自由神経終末)

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侵害受容器の実体は【 ① 】であり、刺激されることで【 ② 】が発生する。

解答①自由神経終末 ②痛み(痛覚)

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侵害受容器に関する記述として誤っているのはどれか。

1自由神経終末である
2被包性の特殊構造をもつ
3機械・熱・化学の各刺激に反応する
4皮膚や内臓など広範囲に分布する

解答2

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痛覚受容器の構造的特徴を一語で表すと「裸の神経終末」だが、これと対比される、被膜で包まれた感覚受容器を総称して何というか。

解答被包性受容器

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自由神経終末と被包性受容器の比較として正しいのはどれか。

1自由神経終末は触圧覚を主に担う
2被包性受容器は痛覚を主に担う
3自由神経終末は被膜構造を持たない裸の終末である
4自由神経終末はAβ線維で構成される

解答3

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自由神経終末は【 ① 】を持たない感覚神経の終末部分にあたり、その膜上のイオンチャネルや受容体で侵害刺激を感受する。

解答①髄鞘

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自由神経終末の構造に関する記述として正しいのはどれか。

1厚い髄鞘で覆われている
2終末部にカプセルを持つ
3髄鞘のない感覚神経の終末部である
4神経核を多数含む

解答3

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自由神経終末で侵害刺激を電気信号に変換する分子として最も適切なのはどれか。

1筋小胞体のリアノジン受容体
2自由神経終末上のイオンチャネルや受容体
3神経筋接合部のアセチルコリン受容体
4視細胞のオプシン

解答2

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熱傷や擦過などにより皮膚が損傷を受けた際、損傷した細胞から放たれて侵害受容器に作用し痛みを起こす物質群を総称して何というか。

解答発痛物質

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教科書で発痛物質として挙げられているのはどれか。

1アセチルコリンとアドレナリン
2ブラジキニンとヒスタミン
3グルコースとインスリン
4メラトニンとセロトニン単独

解答2

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皮膚が傷害されると損傷された細胞から【 ① 】や【 ② 】などの発痛物質が放出される。

解答①ブラジキニン ②ヒスタミン

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発痛物質はどこに作用して痛みを引き起こすか。

解答侵害受容器(自由神経終末)

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皮膚が傷害された際の痛みの発生機序として最も適切なのはどれか。

1自由神経終末が直接損傷せず、視床から痛覚が発生する
2損傷細胞から発痛物質が放出され、侵害受容器を刺激する
3触覚受容器の興奮が増強して痛覚に変わる
4大脳皮質感覚野で発痛物質が産生される

解答2

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血漿中のキニノーゲンに由来する代表的な発痛物質を答えよ。

解答ブラジキニン

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肥満細胞(マスト細胞)から放出される発痛物質で、血管拡張も惹起するものを答えよ。

解答ヒスタミン

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教科書記載の発痛物質に該当しないのはどれか。

1ブラジキニン
2ヒスタミン
3インスリン
4(損傷細胞由来の)化学因子

解答3

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発痛物質の作用機序として最も正しいのはどれか。

1視床のニューロンに直接結合する
2大脳皮質感覚野で痛覚を産生する
3自由神経終末上の受容体・チャネルに作用して脱分極を引き起こす
4髄鞘を破壊して伝導速度を低下させる

解答3

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発痛物質と対比される「内因性鎮痛物質」の代表を2つ答えよ。

解答エンドルフィン、エンケファリン

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表在性痛覚と深部痛覚が中枢へ伝わる経路を、感覚伝導路の名称で答えよ。

解答体性感覚の伝導路

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痛覚伝導路について正しい記述はどれか。

1表在性痛覚は嗅覚と同じ経路で伝わる
2体性痛覚は体性感覚の伝導路を経由する
3内臓痛覚は脊髄を経由しない
4すべての痛覚は小脳で中継される

解答2

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痛覚情報は【 ① 】で中継された後、【 ② 】の感覚野に伝えられて痛み感覚を生じる。

解答①視床 ②大脳皮質

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内臓痛覚の中枢への伝導経路として正しいのはどれか。

1体性感覚の伝導路を介する
2自律神経の内臓求心性線維によって伝えられる
3視神経を介して伝わる
4三叉神経主体で伝わる

解答2

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痛覚を伝える線維の組合せで正しいのはどれか。

1表在性痛覚の速い痛み ─ 無髄
2表在性痛覚の遅い痛み ─ 有髄のAδ
3深部痛覚 ─ 有髄のAδが主
4内臓痛覚 ─ 無髄のCが主

解答4

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Aδ線維とAβ線維に関する記述で正しいのはどれか。

1Aδ線維は触圧覚を主に伝える
2Aβ線維は速い痛みを伝える
3Aδ線維は速い痛み、Aβ線維は触圧覚を伝える
4Aδ線維はC線維と同じく無髄である

解答3

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痛覚伝導路は末梢から、自由神経終末→Aδ線維またはC線維→脊髄→【 ① 】→大脳皮質感覚野および【 ② 】へと進む。

解答①視床 ②大脳辺縁系

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痛覚伝導路における視床と大脳辺縁系の役割について最も適切なのはどれか。

1視床は痛覚を産生する場である
2大脳辺縁系は痛みの情動的要素を含む反応に関与する
3視床は痛覚情報を遮断する
4大脳辺縁系は痛みの強度判別を主に担う

解答2

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痛覚情報を視床から受けて痛みとして自覚する大脳の領域はどこか。

解答大脳皮質の感覚野

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腹部の内臓痛に伴い、近くの腹壁の骨格筋に強い反射性収縮が起こる現象を何というか。

解答筋性防御

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筋性防御について正しい記述はどれか。

1視覚刺激で誘発される
2腹部の内臓痛に伴い腹壁の筋緊張が増す現象である
3体性反射ではなく内分泌反応である
4大脳皮質の自発的命令で起こる

解答2

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内臓痛覚および深部痛覚は近くの【 ① 】に強い反射性収縮を引き起こし、腹部内臓痛では腹壁の【 ② 】が亢進した状態を筋性防御という。

解答①骨格筋 ②筋緊張

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腹膜炎の患者で腹壁が板のように硬く触れる所見の生理学的基盤はどれか。

1心因性疼痛による拘縮
2内臓痛・深部痛による筋性防御
3末梢神経麻痺による弛緩
4表在性痛覚の局在性低下

解答2

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筋性防御を引き起こさないと考えられる病態はどれか。

1腹膜炎
2急性虫垂炎
3下肢の単純な熱傷(皮膚のみ)
4胆嚢炎

解答3

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筋性防御の機序として最も適切なのはどれか。

1大脳皮質の運動野からの随意命令
2内臓痛・深部痛刺激→脊髄反射→近接骨格筋の収縮
3ホルモン分泌による筋肥大
4末梢血管収縮による筋緊張

解答2

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筋性防御で反射性に収縮するのはどの種類の筋か。

解答骨格筋

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内臓-体性反射の代表例として最も適切なのはどれか。

1屈曲反射
2筋性防御
3膝蓋腱反射
4瞳孔対光反射

解答2

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胸膜や腹膜・内臓に異常があるとき、それらと同じ脊髄分節を共有する皮膚部位に痛みや感覚過敏が現れる現象を何というか。

解答関連痛

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関連痛について正しい記述はどれか。

1皮膚の局所炎症で生じる
2内臓の異常がその求心性神経と同じ脊髄分節の皮膚に感覚過敏や痛みを起こす
3心因性疼痛と同義である
4末梢神経の圧迫で生じる神経障害性疼痛である

解答2

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関連痛は、内臓の【 ① 】神経と同じ【 ② 】に属する皮膚部位に痛みや感覚過敏が生じる現象である。

解答①求心性 ②脊髄分節

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狭心症で関連痛が出現しやすい部位として最も典型的なのはどれか。

1右下腹部
2左胸や左手
3右足
4後頭部

解答2

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関連痛の臨床的意義として最も適切なのはどれか。

1痛みは病変臓器から無関係な部位にしか出ない
2病変臓器ごとに特異的な皮膚部位に痛みが出るため臨床診断に有用である
3関連痛は心理的要因で位置がランダムに変わる
4関連痛は痛みではなく単なる皮疹である

解答2

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狭心症の関連痛として教科書に挙げられる部位に含まれないのはどれか。

1左胸
2左手
3右下腹部
4みぞおち・左肩・顎・歯

解答3

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痛みが本来の病変部位から離れた部位まで広がるように感じられる現象を、関連痛と密接に関わる用語で何というか。

解答放散痛

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関連痛が生じる解剖生理学的基盤として最も適切なのはどれか。

1内臓と皮膚の求心性線維が脳幹で交叉する
2内臓求心性線維と皮膚求心性線維が同一脊髄分節に収束する
3自律神経節での副交感神経刺激
4視床での経路の遮断

解答2

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痛みの臨床的特徴に関する記述で正しいのはどれか。

1急性的な痛みは身を守る生体警告系として有益である
2慢性的な痛みは常に有益である
3痛みは順応しやすい感覚である
4痛みは情動と無関係である

解答1

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慢性的な痛みが新たな苦痛や心身の悪影響を生み、痛みを増悪させていく現象を何と呼ぶか。

解答痛みの悪循環

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慢性的な痛みについて正しい記述はどれか。

1すべて急性痛より軽度である
2痛みの悪循環を引き起こすことがあり臨床的に有害となる
3順応しやすく自然消失する
4内臓痛覚にしか起こらない

解答2

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痛みが生体警告系として果たす役割として最も適切なのはどれか。

1有害な刺激の存在を素早く知らせる
2痛みを消すことで活動を促す
3慢性化することで生体に有益となる
4触覚と同じく順応しやすく忘れさせる

解答1

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痛覚の順応に関する記述として、教科書記述と国試頻出傾向に最も合致するのはどれか。

1触覚や嗅覚と同様に強く順応する
2痛覚は順応しにくく、慢性化しやすい
3痛覚は完全に順応するため日常的に意識されない
4順応により痛みは数秒で消失する

解答2

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触覚や嗅覚と比較した場合、痛覚の順応の起こり方の特徴を一語で表すと何か。

解答順応しにくい

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痛覚伝導路と他の感覚伝導路との比較で正しいのはどれか。

1痛覚は視床を経由せず直接皮質に届く
2痛覚は視床で中継され大脳皮質感覚野および大脳辺縁系へ伝わる
3痛覚は小脳でのみ処理される
4痛覚は大脳基底核で意識化される

解答2

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痛覚伝導路と痛みの種類の対応として誤っているのはどれか。

1表在性痛覚(速い痛み)─ Aδ線維 ─ 体性感覚の伝導路
2表在性痛覚(遅い痛み)─ C線維 ─ 体性感覚の伝導路
3深部痛覚 ─ C線維 ─ 体性感覚の伝導路
4内臓痛覚 ─ C線維 ─ 体性感覚の伝導路(直接)

解答4

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痛覚に関する総合問題として正しい記述はどれか。

1侵害受容器は被包性受容器の一種である
2ブラジキニンとヒスタミンは内因性鎮痛物質である
3速い痛みは無髄のC線維で伝えられる
4関連痛は同一脊髄分節への内臓・皮膚求心線維の収束で生じる

解答4

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痛みの伝導において、Aδ線維とC線維のうち、伝導速度が速いのはどちらか。

解答Aδ線維

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