心筋細胞のつなぎ目である介在板にはギャップ結合があり、イオンが通れる構造をしています。これにより、心筋細胞の興奮は周囲の細胞に広がり、心房や心室は一致して収縮することができます。この現象を「機能的合胞体」といいます。ただし、心房と心室の間は線維束で仕切られており、興奮は直接伝わらず、房室束という刺激伝導系を介して伝えられます。
心筋細胞のつなぎ目である介在板にはギャップ結合があり、イオンが通れる構造をしています。これにより、心筋細胞の興奮は周囲の細胞に広がり、心房や心室は一致して収縮することができます。この現象を「機能的合胞体」といいます。ただし、心房と心室の間は線維束で仕切られており、興奮は直接伝わらず、房室束という刺激伝導系を介して伝えられます。