学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §23 各論(軟部組織損傷) 下肢 / QJ34P101
理由で解く 柔道整復師
衝突性外骨腫は足関節前方で脛骨遠位前縁と距骨頸部がぶつかり合って生じます。背景に足関節の不安定性があり、足関節前面に腫脹がみられるため、3と4が正しい記述です。
足関節を強く背屈すると、脛骨の遠位前縁と距骨頸部が接近します。この衝突が繰り返されると、両者の縁に骨棘(外骨腫)が形成され、背屈時に骨同士がぶつかって痛みが出ます。ボールを蹴る動作を繰り返すサッカー選手に多く、footballer's ankle(サッカー足関節)とも呼ばれます。重要なのは、この衝突が起こりやすい下地として足関節捻挫の反復による不安定性があることです。前距腓靱帯などの機能が落ちて距骨の動きが大きくなると衝突が強まり、骨棘形成が進みます。所見としては足関節前面の腫脹と骨性隆起の触知、背屈制限、背屈強制での疼痛がそろいます。
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