学習トップ理由で解く 柔道整復師柔道整復理論 ▸ §12 総論 後療法 / QJ33P072

理由で解く 柔道整復師

QJ33P072 柔道整復理論

出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問72
問題
柔道整復師の後療法でないのはどれか。
選択肢
1 運動療法
2 作業療法
3 手技療法
4 物理療法
解答
正解2(作業療法)
解説

柔道整復師の後療法は手技療法・運動療法・物理療法の3つ。作業療法はこの枠に含まれず、これが答えになる。

柔道整復の施術は整復法・固定法・後療法の3本柱で組み立てられる。後療法は、損傷が治癒に向かう過程で局所の循環を促し、拘縮や筋萎縮を防ぎ、失われた機能を取り戻すために行うもの。その内容が、手技療法(マッサージ様の手技で循環改善・疼痛緩和を図る)、運動療法(自動運動・他動運動・抵抗運動で可動域と筋力を回復させる)、物理療法(温熱・寒冷・光線・電気・水などの物理的エネルギーを用いる)の3分類である。一方、作業療法は日常生活動作や作業活動を通じて応用的動作能力・社会適応能力の回復を図るもので、理学療法士及び作業療法士法に基づき、作業療法士が医師の指示のもとに行う。目的の立て方も担い手も別の体系に属する。

✓ 2. これが答え(後療法に含まれない)
作業療法
作業療法は作業療法士が医師の指示のもとに行うもので、応用的動作能力・社会適応能力の回復を目的とする。柔道整復師の後療法の3分類(手技・運動・物理)には入らない。
✗ 1. 後療法に含まれる(答えではない)
運動療法
自動運動・他動運動・抵抗運動を用いて関節可動域と筋力を回復させる。後療法の中心的な柱のひとつ。
✗ 3. 後療法に含まれる(答えではない)
手技療法
マッサージ様の手技によって局所の循環を促し、疼痛や筋緊張を和らげる。後療法の3分類のひとつ。
✗ 4. 後療法に含まれる(答えではない)
物理療法
温熱・寒冷・光線・電気・水などの物理的エネルギーを利用して、循環改善や疼痛緩和を図る。後療法の3分類のひとつ。
ポイント
  • 柔道整復の施術=整復法・固定法・後療法
  • 後療法の内容=手技療法・運動療法・物理療法の3つだけ
  • 作業療法は作業療法士が医師の指示のもとに行い、後療法には含まれない
  • 後療法の目的は、循環促進・拘縮予防・筋萎縮予防・機能回復
  • 「作業」という言葉が出たら別体系、と機械的に切り分けてよい
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