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理由で解く 柔道整復師
サルコペニアでは速筋(TypeII)線維が先に細くなる。だから対策も、その速筋を動員できる強度の筋力トレーニングが有効になる。
サルコペニアは加齢に伴って骨格筋量と筋力(あるいは身体機能)が低下した状態を指す。背景には運動単位の脱落と残存運動単位による再支配があり、なかでも高閾値運動単位に支配されるTypeII(速筋)線維が優先的に萎縮する。結果として筋線維の本数は減り、残った線維も細くなるため、筋横断面積は減少する。ここから対策が導ける。歩行のような低強度の有酸素運動は全身持久力や転倒予防、生活の活動量維持には有益だが、速筋線維を動員し筋肥大を起こすのに必要な負荷(おおむね最大筋力の6割超)には届かない。したがって、速筋を動員できる強度のレジスタンストレーニングと、十分なたんぱく質摂取を組み合わせることが基本方針になる。負荷は転倒や関節への負担に配慮しながら段階的に上げていく。
| TypeI(遅筋・赤筋) | TypeII(速筋・白筋) | |
|---|---|---|
| 収縮速度 | 遅い | 速い |
| 疲労耐性 | 高い | 低い |
| 代謝 | 有酸素性 | 解糖系主体 |
| 加齢の影響 | 比較的保たれる | 優先的に萎縮 |
| 有効な運動 | 持久的運動 | 高強度の抵抗運動 |
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