学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §9 総論 軟部組織損傷 / QJ33P071
理由で解く 柔道整復師
腕神経叢の外側神経束から出るのは筋皮神経と正中神経外側根。したがって外側神経束が障害されると筋皮神経領域に麻痺が生じる。
腕神経叢はC5〜T1の前枝から、根 → 幹(上・中・下)→ 分(前・後)→ 束(外側・内側・後)→ 枝、という順に組み替えられていく。上神経幹と中神経幹の前分が合流して外側神経束、下神経幹の前分がそのまま内側神経束、3本の幹の後分がすべて集まって後神経束になる。ここで効いてくる原則が「前分は屈筋群、後分は伸筋群を支配する」というもの。肘を曲げる筋(上腕二頭筋・上腕筋)を支配する筋皮神経は屈筋系なので前分由来、つまり外側神経束から出ると理屈で導ける。外側神経束の枝は筋皮神経・正中神経外側根・外側胸筋神経である。
| 神経束 | 由来 | 主な枝 | 支配の性格 |
|---|---|---|---|
| 外側神経束 | 上・中神経幹の前分 | 筋皮神経、正中神経外側根 | 屈筋系 |
| 内側神経束 | 下神経幹の前分 | 尺骨神経、正中神経内側根 | 屈筋系・手内在筋 |
| 後神経束 | 上・中・下神経幹の後分 | 腋窩神経、橈骨神経 | 伸筋系 |
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