学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §10 上腕骨骨幹部三角筋付着部より遠位骨折の固定 / QJ30A011
理由で解く 柔道整復師
ミッデルドルフ副子(三角副子)は肩関節を外転位に保持するための副子で、上腕骨骨幹部骨折の固定に用いる。正答は2。
ミッデルドルフ副子は直角三角形の枠を体側に当て、上腕を外転・軽度屈曲位に保つ固定具である。上腕骨骨幹部骨折、とくに三角筋付着部より遠位の骨折では近位骨片が三角筋に引かれて外転するため、遠位骨片をそこへ合わせるには肩を外転位に保つ必要があり、この副子が適する。上腕骨外科頸内転型骨折の固定にも用いられる。他の部位はそれぞれ固定材料が決まっているので、「副子の形」と「保持したい肢位」を結びつけて覚えるとよい。
| 骨折部位 | 主な固定材料 | 保持したい肢位 |
|---|---|---|
| 上腕骨骨幹部骨折 | ミッデルドルフ副子(正答2) | 肩関節外転位 |
| 鎖骨外端部骨折 | 絆創膏固定・鎖骨バンド | 局所の圧迫と両肩の後方保持 |
| 前腕両骨骨折 | 掌側・背側金属副子 | 肘屈曲・前腕中間位など |
| 中手骨頸部骨折 | アルミ副子 | MP関節屈曲位 |
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