学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §8 総論 関節の損傷 / QJ28P078
理由で解く 柔道整復師
捻挫は、関節に生理的な範囲を超えた運動が強制されて起こる関節包・靱帯の損傷であり、臨床では靱帯損傷として重症度が評価されます。
関節部の損傷は、関節から離れた部位に加わった力が、てこや回旋として関節に伝わることで起こる介達外力によるものが大部分です。足関節の内反捻挫も、指の側副靱帯損傷も、力が加わった場所と壊れた場所が離れています。捻挫の内容は、線維の伸張から部分断裂、完全断裂までの連続した幅をもち、Ⅰ度(伸張)・Ⅱ度(部分断裂)・Ⅲ度(完全断裂)と靱帯損傷の重症度として評価されます。急性期は安静・冷却・圧迫・挙上で腫脹を抑え、不安定性が疑われるものや靱帯付着部の裂離骨折を否定できないものは医師の診断を仰ぎます。なお関節内に線維軟骨の板をもつ関節は限られており、関節円板は顎関節・胸鎖関節・肩鎖関節・遠位橈尺関節に、半月板は膝関節にあります。足関節にはどちらもありません。
| 関節 | 介在する線維軟骨 |
|---|---|
| 顎関節 | 関節円板 |
| 胸鎖関節 | 関節円板 |
| 肩鎖関節 | 関節円板 |
| 遠位橈尺関節 | 関節円板(三角線維軟骨) |
| 膝関節 | 半月板(内側・外側) |
| 足関節 | もたない |
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