学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §45 柔道整復理論 / QJ28A018
理由で解く 柔道整復師
スミス骨折の遠位骨片は掌側・橈側へ転位し、短縮と回内を伴う。正答は3。
スミス骨折は手背をついた、あるいは手関節掌屈位で受傷することが多い橈骨遠位端骨折で、遠位骨片が掌側へ転位する。コーレス骨折の裏返しにあたるため「逆コーレス骨折」とも呼ばれ、背側と掌側、回外と回内がそれぞれ入れ替わる。一方、橈側転位と短縮転位は両者に共通しており、ここが判断の分かれ目になる。外観は側面から見て手関節部が掌側に膨隆する鋤状変形を示す。固定肢位も前腕回外位・手関節軽度背屈位となり、コーレス骨折(前腕回内位・手関節軽度掌屈尺屈位)と逆になる点まで対で覚えたい。
| 項目 | コーレス骨折 | スミス骨折 |
|---|---|---|
| 遠位骨片の転位 | 背側・橈側・短縮・回外 | 掌側・橈側・短縮・回内 |
| 受傷機転 | 手掌をついて転倒 | 手背をつく/手関節掌屈位 |
| 変形 | フォーク状(側面)・銃剣状(正面) | 掌側凸の鋤状変形 |
| 固定肢位 | 前腕回内位・手関節軽度掌屈尺屈位 | 前腕回外位・手関節軽度背屈位 |
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