学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §23 各論(軟部組織損傷) 下肢 / QJ26P072
理由で解く 柔道整復師
足関節を強く底屈したときに後方で挟み込まれて痛むのが有痛性三角骨(足関節後方インピンジメント)である。
距骨後突起の外側結節が癒合せずに分離したものを三角骨という。足関節を最大底屈すると、脛骨の後縁と踵骨の後上縁の間で三角骨とその周囲の軟部組織が挟み込まれ、アキレス腱の前方から足関節後外側にかけて痛みが生じる。バレエのポワント、サッカーのインステップキック、新体操など底屈を反復・強制する動作で症状が出やすく、徒手的に足関節を強制底屈させる誘発テストが陽性となる。他の3つはいずれも痛む部位も誘発肢位も異なり、「どの動きで痛むか」を整理しておけば迷わない。
| 疾患 | 誘発される肢位・動作 | 圧痛部位 |
|---|---|---|
| 有痛性三角骨 | 足関節底屈強制 | アキレス腱前方・後外側 |
| 足底腱膜炎 | 足趾・足関節の背屈、起床後第一歩 | 踵骨内側突起(足底) |
| 第1ケーラー病 | 荷重・歩行 | 足背内側の舟状骨部 |
| アキレス腱断裂 | 踏み込み・急な背屈強制で受傷 | 踵骨付着部上方の陥凹部 |
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