学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §20 各論(脱臼) 下肢 / QJ25P091
理由で解く 柔道整復師
ショパール関節の外側脱臼では前足部が外側へずれるため、外観は外反足様になる。内反足様変形とする2が、設問の条件(誤っているもの)に当てはまる。
足部の脱臼は「遠位側の骨がどちらへ転位したか」を、そのまま変形の名前に置き換えると整理できる。ショパール関節(横足根関節=距舟関節+踵立方関節)では、前足部が外側へ転位すれば外反足様、内側へ転位すれば内反足様の外観となる。リスフラン関節(足根中足関節)では中足骨基部が足根骨(楔状骨・立方骨)の背側へ乗り上げるため、足背に階段状の段差と著明な腫脹が現れ、前足部は下がって足部が短縮し、全体として尖足位の外観をとる。いずれも足背動脈の拍動と足趾の循環・感覚を確認し、腫脹が強い場合はコンパートメント症候群を念頭に置いて速やかに医師の診察につなぐ。
| 脱臼 | 転位の方向 | 外観・変形 |
|---|---|---|
| ショパール関節外側脱臼 | 前足部が外側へ | 外反足様変形 |
| ショパール関節内側脱臼 | 前足部が内側へ | 内反足様変形 |
| リスフラン関節背側脱臼 | 中足骨基部が足根骨の背側へ乗り上げる | 足背の階段状の段差・腫脹、前足部は下がり足部短縮、尖足位の外観 |
| 第1趾(MTP)背側脱臼 | 基節骨が背側へ | Z字型変形(MTP過伸展+IP屈曲) |
| 膝関節前方脱臼 | 脛骨が前方へ | 膝伸展位での弾発性固定 |
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