学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §20 各論(脱臼) 下肢 / QJ26P070
理由で解く 柔道整復師
リスフラン関節(足根中足関節)脱臼の名称は、遠位骨片である中足骨群がどちらへずれたかで決まります。この一点から4が正しいと判断できます。
リスフラン関節は第1〜3楔状骨および立方骨と第1〜5中足骨基部がつくる関節で、脱臼の型は背側・底側・内側・外側に分けられます。どの型でも「突出して触れるのは転位した中足骨基部」「反対側に取り残されて触れるのは足根骨前部」という対応になり、この関係を押さえておけば選択肢の真偽はその場で組み立てられます。臨床的には背側脱臼が多いとされ、足背に中足骨基部が隆起して足背の高まりが増します。足背動脈や深腓骨神経が走る部位でもあり、腫脹が強いため末梢の血行・知覚の確認と早期の医師への紹介が欠かせません。
| 脱臼型 | 突出するもの/部位 | 反対側で触れるもの |
|---|---|---|
| 背側脱臼 | 中足骨基部/足背(足背が隆起) | 足底側に足根骨前部 |
| 底側脱臼 | 中足骨基部/足底 | 足背に足根骨前部 |
| 内側脱臼 | 第1中足骨基部/足の内側縁 | 外側縁に立方骨など足根骨前部 |
| 外側脱臼 | 第5中足骨基部/足の外側縁 | 内側縁に内側楔状骨 |
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