学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §12 総論 後療法 / QJ24P074
理由で解く 柔道整復師
マイクロ波(極超短波)は水分と金属に強く作用するため、金属を含む衣類や濡れた衣類・化学繊維の上から照射すると熱傷を起こす。衣服素材への注意が必要である。
マイクロ波は組織の水分子を振動させて深部を温める電磁波療法で、金属があるとそこに電流が集中して局所が高温になる。ファスナーやホック、金属糸を含む素材、体内金属やペースメーカは禁忌または要注意で、濡れたタオルや汗も局所加熱の原因となる。原則として照射部位を露出させ乾いた状態で行い、患者に熱さの感じ方を随時確認する。知覚障害のある部位、急性炎症期、悪性腫瘍、妊婦の腹部、眼などは避ける。
| 物理療法 | 主作用 | 主な注意・禁忌 |
|---|---|---|
| マイクロ波 | 深部加熱 | 金属・濡れた衣類、体内金属、眼 |
| 超音波 | 深部加熱/LIPUSは骨癒合促進 | 成長期の骨端線、高出力の連続照射 |
| コールドスプレー | 表層の急速冷却 | 凍傷(皮膚から15〜20cm、数秒ずつ) |
| 温熱療法全般 | 血流増加、疼痛緩和 | 急性炎症期、発熱、悪性腫瘍、消耗性疾患 |
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