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教科書ドリル 生理学 第12章

D. 発声と言語

第12章 運動 全6問

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「発声」と「言語」の区別、および関連症候の組み合わせとして正しいのはどれか。

1発声は高次神経機能で大脳皮質連合野に局在する/言語は喉頭の振動で生まれる単純な運動
2発声は喉頭を主器官とする運動機能で、声帯振動を付属管腔で修飾して音声として出力する/言語は大脳皮質連合野で作られる学習性の高次神経機能であり、両者は別概念である/構音障害は末梢の発音運動の障害、失語症は中枢の言語処理の障害で両者は鑑別を要する
3構音障害と失語症は同一の病態であり、区別する必要はない
4言語中枢の障害では声帯そのものが麻痺し、常に失声症を合併する

解答2

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発声機構に関する用語とその働きの組み合わせとして正しいのはどれか。

1喉頭:共鳴腔として声の高さを決定する/声帯 ― 鼻腔側の粘膜ヒダで嚥下時に喉頭蓋を閉鎖する
2喉頭:主たる発声器官であり甲状軟骨内に声門を有する/声帯 ― 呼気流により振動し音源となる/咽頭・口腔・鼻腔 ― 付属管腔として共鳴・修飾を行う
3喉頭:消化管の一部で嚥下専用の管/声帯 ― 静止時に完全閉鎖している/咽頭 ― 発声に関与しない
4声門裂:両側の甲状軟骨の間隙/声帯 ― 気管分岐部にある/喉頭 ― 大脳皮質連合野の一部

解答2

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静かな呼吸時および発声時の声帯と声門裂の状態に関する記述として正しいのはどれか。

1静かな呼吸時には声帯が強く緊張し、声門裂は完全に閉鎖している。
2発声時には声帯が弛緩し、声門裂が大きく開いたまま呼気が通過する。
3静かな呼吸時には声帯は弛緩し声門裂はわずかに開いているが、発声時には声帯が緊張して声門裂を閉じ、呼気流を遮断した状態で声帯を振動させる。
4声の高さ(調子)は振幅で、声の大きさは振動数で決まる。

解答3

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声帯で発生した振動が、最終的に多彩な音色を持つ声として聞こえるまでの経路とメカニズムを、関与する解剖学的構造名を挙げて簡潔に述べよ。

解答緊張した声帯が呼気流で振動し、その振動が喉頭の上に続く咽頭・口腔・鼻腔という付属管腔において固有振動(共鳴)を起こして修飾され、声として完成する。

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言語機能に関する次の記述として正しいのはどれか。

1言語は生得的機能であり、学習を経ずとも誰もが自然に獲得できる反射的機能である。
2言語は大脳皮質連合野で作られる高次な神経機能の一つであり、学習を経て初めて可能となる。言語を話す際には、まず言語中枢が働き、次いで発声に関する運動系が駆動される。
3言語中枢は小脳皮質に存在し、発声運動そのものを直接制御する。
4書字を行う場合には言語中枢は関与せず、手の運動系のみが単独で駆動される。

解答2

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言語に関わる大脳皮質領域と、その位置・機能・障害時の症状の組み合わせとして正しいのはどれか。

1ブローカ野:左側頭葉上部後部 ― 言語理解の中枢 ― 障害で発話困難だが理解は保たれる
2ブローカ野:左前頭葉下部 ― 運動性言語中枢(発話) ― 障害で運動性失語(発話困難、非流暢。理解はある程度保たれる)/ウェルニッケ野 ― 左側頭葉上部後部 ― 感覚性言語中枢(理解) ― 障害で感覚性失語(流暢だが意味不明な発話、理解困難)
3ブローカ野:右前頭葉下部 ― 感覚性言語中枢 ― 障害で聴覚消失/ウェルニッケ野 ― 右側頭葉 ― 運動性言語中枢 ― 障害で構音障害
4ブローカ野・ウェルニッケ野はともに小脳皮質に存在し、両側性に配置されている。

解答2

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