学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ D. 発声と言語 / Q12D005

教科書ドリル 生理学

Q12D005 運動

問題

言語機能に関する次の記述として正しいのはどれか。

選択肢
1言語は生得的機能であり、学習を経ずとも誰もが自然に獲得できる反射的機能である。
2言語は大脳皮質連合野で作られる高次な神経機能の一つであり、学習を経て初めて可能となる。言語を話す際には、まず言語中枢が働き、次いで発声に関する運動系が駆動される。
3言語中枢は小脳皮質に存在し、発声運動そのものを直接制御する。
4書字を行う場合には言語中枢は関与せず、手の運動系のみが単独で駆動される。
解答
正解2
解説

発声が「声を出す」という運動機能であるのに対し、言語は学習を経て初めて可能となる高次の神経機能である。言語は大脳皮質連合野において、コミュニケーションのために作り上げられる認知機能であり、その領域を言語中枢と呼ぶ。言語を聞いて理解する段階でも、話す段階でも、まず言語中枢が働くことが出発点となる。発話の場合は言語中枢が作動した後、発声に関わる運動系(喉頭・呼吸筋・口腔構音器官)を駆動することで音声言語として出力される。書字の場合も同様に、まず言語中枢が働き、次いで手の運動系を駆動することで文字として出力される。選択肢1は言語を反射とする点で誤り、選択肢3は言語中枢の位置を小脳とする点で誤り、選択肢4は書字に言語中枢を関与させない点で誤り。

解説画像
言語機能に関する次の記述として正しいのはどれか。 解説図
言語機能に関する次の記述として正しいのはどれか。
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