学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ D. 発声と言語 / Q12D006
教科書ドリル 生理学
言語に関わる大脳皮質領域と、その位置・機能・障害時の症状の組み合わせとして正しいのはどれか。
言語中枢には大きく2つの中核領域がある。**ブローカ野**は左前頭葉下部(下前頭回)に位置する**運動性言語中枢**で、発話を駆動する役割を担う。その障害では**運動性失語**(ブローカ失語)が生じ、発話が非流暢で努力性となり、話したい内容は明確でも言葉として出力できない一方、他者の言葉を聞いて理解する能力はある程度保たれる。**ウェルニッケ野**は左側頭葉上部後部(上側頭回後部)に位置する**感覚性言語中枢**で、言語の理解を担う。その障害では**感覚性失語**(ウェルニッケ失語)が生じ、発話は流暢だが意味のまとまらない「ジャーゴン」となり、他者の発言も自身の発言も理解できない。言語中枢は多くの人(右利きの大半)で左半球優位に配置される点も重要(キーワードインデックスD08「ブローカ野=左前頭葉下部」およびD09「ウェルニッケ野=左側頭葉上部後部」の記述に基づく補強であり、教科書本文は言語中枢の総称のみを記載する)。選択肢1はブローカ野とウェルニッケ野を入れ替えており誤り、選択肢3は左右半球の誤りに加え機能記述も不正確、選択肢4は大脳皮質ではなく小脳皮質としている点で誤り。

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