学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ D. 発声と言語 / Q12D002

教科書ドリル 生理学

Q12D002 運動

問題

発声機構に関する用語とその働きの組み合わせとして正しいのはどれか。

選択肢
1喉頭:共鳴腔として声の高さを決定する/声帯 ― 鼻腔側の粘膜ヒダで嚥下時に喉頭蓋を閉鎖する
2喉頭:主たる発声器官であり甲状軟骨内に声門を有する/声帯 ― 呼気流により振動し音源となる/咽頭・口腔・鼻腔 ― 付属管腔として共鳴・修飾を行う
3喉頭:消化管の一部で嚥下専用の管/声帯 ― 静止時に完全閉鎖している/咽頭 ― 発声に関与しない
4声門裂:両側の甲状軟骨の間隙/声帯 ― 気管分岐部にある/喉頭 ― 大脳皮質連合野の一部
解答
正解2
解説

ヒトにおける主たる発声器官は喉頭であり、ここで音源としての振動が生み出される。喉頭の枠組みとなる甲状軟骨の後面には声門と呼ばれる構造があり、これは左右一対の声帯と、両声帯の間にあいたすき間(声門裂)とで構成される(声門裂を単に声門と呼ぶこともある)。声帯が呼気流によって振動し、その振動が上方の付属管腔、すなわち咽頭・口腔・鼻腔で固有振動を起こして修飾されることで、多彩な音色を持つ声として完成する。選択肢1は喉頭を共鳴腔と取り違え、声帯の定義も誤り。選択肢3は喉頭を消化管と誤り、静止時の声帯が完全閉鎖しているとする点も誤り(静かな呼吸時は弛緩し声門裂はわずかに開いている)。選択肢4は声門裂・声帯・喉頭のいずれも解剖学的に誤った位置づけとなっている。

解説画像
発声機構に関する用語とその働きの組み合わせとして正しいのはどれか。 解説図
発声機構に関する用語とその働きの組み合わせとして正しいのはどれか。
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