学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ D. 発声と言語 / Q12D003

教科書ドリル 生理学

Q12D003 運動

問題

静かな呼吸時および発声時の声帯と声門裂の状態に関する記述として正しいのはどれか。

選択肢
1静かな呼吸時には声帯が強く緊張し、声門裂は完全に閉鎖している。
2発声時には声帯が弛緩し、声門裂が大きく開いたまま呼気が通過する。
3静かな呼吸時には声帯は弛緩し声門裂はわずかに開いているが、発声時には声帯が緊張して声門裂を閉じ、呼気流を遮断した状態で声帯を振動させる。
4声の高さ(調子)は振幅で、声の大きさは振動数で決まる。
解答
正解3
解説

静かな呼吸状態では、声帯の筋緊張は低下しており、両声帯の間の声門裂はわずかに開いた形となって呼気の出入りを妨げない。これに対して発声のときには、声帯を緊張させて声門裂を閉じた状態を作り、そこへ呼息運動で押し上げてきた呼気流を当てることで、呼気流を断続的に遮断しながら声帯そのものを振動させる。この振動が上方の咽頭・口腔・鼻腔という付属管腔で共鳴・修飾されて発声として完成する。声の高さ(調子)は声帯の振動数により、声の大きさは振動の振幅によって決まる。選択肢1は静かな呼吸時の記述が逆、選択肢2は発声時の記述が逆、選択肢4は調子と大きさの決定因子を入れ替えているため誤り。

解説画像
静かな呼吸時および発声時の声帯と声門裂の状態に関する記述として正しいのはどれか。 解説図
静かな呼吸時および発声時の声帯と声門裂の状態に関する記述として正しいのはどれか。
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