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理由で解く 作業療法士 第13章

実地

13 地域作業療法学 全11問

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出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問20

43歳の男性。統合失調症。幻聴と妄想が消失せず9年間の入院生活を送っていたが、入院患者の地域生活移行を進める方針の下、地域のアパートを借りて退院することになった。そこで、本人の地域生活を支えるため、作業療法士、看護師、精神保健福祉士、医師らがチームを組み、24時間365日体制で相談や訪問のサービスを開始した。このサービスに該当するのはどれか。
1 Assertive Community Treatment(ACT)
2 Illness Management and Recovery(IMR)
3 Individual Placement and Support(IPS)
4 Intentional Peer Support(IPS)
5 Wellness Recovery Action Plan(WRAP)

解答1(Assertive Community Treatment(ACT))

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出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午後 問20

19歳の男性。統合失調症。幻覚妄想がみられ、両親に付き添われて精神科病院を受診した。病識は曖昧であったが、外来医師と両親の説得で本人が入院に同意した。入院2日目の夜になって「こんなところにいては、お前はダメになる。薬を飲むと頭が変になってしまうぞという声が聞こえる。一刻も早く退院したい。入院時の同意は取り下げる」と強く訴え興奮したため、精神保健指定医の判断によって、両親の同意の下、非自発的な入院形態に変更された。この患者の変更後の入院形態はどれか。
1 医療保護入院
2 応急入院
3 緊急措置入院
4 措置入院
5 任意入院

解答1(医療保護入院)

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出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午前 問20

52歳の男性。統合失調症で精神科入院歴があるが、この9年間は治療中断しており、時々幻聴に影響された言動がみられる。医師の往診の後、何とか本人の同意を得て訪問支援開始となった。初回訪問時、居間で20分ほど落ち着いて話ができる状況である。初期の訪問において、作業療法士が最も留意すべきなのはどれか。
1 服薬勧奨を積極的に行う。
2 1日に複数回の訪問を行う。
3 身の回りの整理整頓を促す。
4 毎回違うスタッフが訪問する。
5 本人の興味や関心事を把握する。

解答5(本人の興味や関心事を把握する。)

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出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午後 問12

87歳の男性。脳血管障害の後遺症により週1回の訪問作業療法を行っている。訪問時、85歳の妻が「家で介護することがつらい。疲れた」と暗い顔でため息をついている。訪問作業療法士の対応で正しいのはどれか。
1 妻に精神科の受診を勧める。
2 近隣の入所施設の空き情報を伝える。
3 患者へ妻に甘えすぎないように話す。
4 訪問介護事業所に利用開始を依頼する。
5 ケアマネージャーに妻の状況を報告する。

解答5(ケアマネージャーに妻の状況を報告する。)

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出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午後 問19

28歳の男性。統合失調症で6か月前に精神科病院に措置入院歴がある。その後退院し、自治体による退院後支援計画に基づいて外来でフォローされていたが、2か月前から抗精神病薬の服薬が不規則になり、幻聴の増悪がみられた。自傷行為はなく、家族をはじめ周囲の人間に対して手をあげるようなことはないが「薬は飲むな」という幻聴に左右されてこの1週間は全く服薬しておらず、一昨日から一睡もできていない。両親が「担当医に相談しよう」と勧めてなんとか外来受診をさせたが、精神保健指定医から入院を勧められてもかたくなに拒否を続けている。この患者の現在の状態において適切な入院形態はどれか。
1 任意入院
2 応急入院
3 医療保護入院
4 緊急措置入院
5 医療観察法による入院

解答3(医療保護入院)

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出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午後 問20

45歳の男性。統合失調症。外来治療を受けながら母親と2人で暮らしている。3年前までは仕事に就いていたが、職場での対人関係がうまくいかず症状が悪化し退職した。現在は精神症状は落ち着き、ADLは自立し生活リズムも整っている。一般就労を希望し、作業療法士に相談した。この時点で患者が利用する障害福祉サービスとして適切なのはどれか。
1 自立訓練
2 共同生活援助
3 就労移行支援
4 就労定着支援
5 就労継続支援B型

解答3(就労移行支援)

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出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午前 問11

80歳の女性。2年前に夫と死別し、平屋の持ち家に1人暮らし。3か月前に屋内で転倒し、右大腿骨頸部骨折で入院した。人工骨頭置換術後のADLは杖歩行で、入浴のみ見守りでその他は自立し自宅退院となった。退院時のHDS-Rは28点であった。要支援1と認定され、通所リハビリテーションを利用するにあたり、担当作業療法士が自宅訪問することとなった。初回訪問時の対応で正しいのはどれか。
1 住宅改修を提案する。
2 年金受領額を聴取する。
3 訪問作業療法を勧める。
4 夫の死亡理由を聴取する。
5 生活の困りごとを聴取する。

解答5(生活の困りごとを聴取する。)

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出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問20

35歳の男性。母親との2人暮らし。大学卒業後に就職した。統合失調症を発症したために退職し、精神科に外来通院しながら自閉的な生活をしていた。主に家事を行っていた母親が体調を崩したために同居生活が困難となり、精神科に入院した。入院6か月で自宅退院となり、母親の負担軽減のために日中の家事援助を受けることになった。障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉に規定されるサービスの中でこの患者が利用できるのはどれか。
1 共同生活援助
2 居宅介護〈ホームヘルプ〉
3 重度訪問介護
4 短期入所〈ショートステイ〉
5 同行援護

解答2(居宅介護〈ホームヘルプ〉)

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出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午後 問8

28歳の女性。頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)。車椅子とベッド間の移乗は前・後方移動で自立し、ADLは自助具や環境整備で自立の見込みを得た。住宅改修を図に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
図
1 ①の廊下幅は歩行者とのすれ違いのために140cmにした。
2 ②のポーチの幅は車椅子を回転させるために100cmにした。
3 ③の廊下と居室の開口部通過の幅は90cmにした。
4 ④のシャワーフックの位置の高さは150cmにした。
5 ⑤の屋外スロープの勾配は1/4にした。

解答1(①の廊下幅は歩行者とのすれ違いのために140cmにした。)、3(③の廊下と居室の開口部通過の幅は90cmにした。)

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出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午前 問10

30歳の男性。脊髄損傷(第5胸髄節まで機能残存)。受傷から5か月が経過、セルフケアは自立し、退院に向けて住宅改修を検討している。排尿は自己導尿、排便は座薬を使用し便器上で排泄。自宅のトイレの改修前の見取り図を示す。必要な住宅改修で適切でないのはどれか。ただし、車椅子は全幅58cm、全長80cmとする。
図
1 ①引き戸に変更する。
2 ②開口幅を85cmに変更する。
3 ③洗面台に下部空間をつくる。
4 ④床をフローリングに変更する。
5 ⑤縦手すりを設置する。

解答5(⑤⑤縦手すりを設置する。)

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出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午前 問6

60歳の男性。右利き。2か月前に右中大脳動脈領域の脳梗塞を発症。Brunnstrom法ステージは左上肢Ⅵ、手指Ⅴ、下肢Ⅵ。認知機能・言語機能・移動能力に著明な問題はない。現在は外来リハビリテーション治療を継続中であり、1か月後の職場復帰を希望している。発症前は会社勤務でパソコンによる経理作業に従事していた。職場復帰に向けた対応で最も適切なのはどれか。
1 配置転換を求める。
2 通勤手段を確認する。
3 集中的なADL訓練を行う。
4 主治医の診断書があれば復職できると伝える。
5 左手の運動機能が改善してから復職を検討する。

解答2(通勤手段を確認する。)

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