学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第13章 ▸ 実地 / QO61A006
理由で解く 作業療法士
麻痺は軽度で認知・言語・移動も良好、右利きで利き手も保たれる。復職の実現には具体的な通勤手段(移動・環境)の確認が最優先の対応。
本例は非利き手側(左)の片麻痺が軽度(上肢VI・手指V・下肢VI)で、右利きの利き手機能・認知・言語・移動能力に著明な問題がなく、パソコン経理という業務も遂行可能性が高い。職業復帰では『実際に職場へ通えるか』という通勤(移動手段・所要時間・公共交通機関の利用可否)の確認が現実的復職の鍵となる。配置転換や職務変更はまず本人の希望と業務遂行能力を評価してから検討すべきで、いきなり求めるのは不適切。ADLは自立が見込まれ集中訓練の優先度は低い。診断書だけで復職可否を保証するのは誤りで、産業医面談や職場との調整が必要。軽度麻痺の左手機能改善を復職の条件にすると、就労可能な状態でも復帰を遅らせてしまう。
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