学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第13章 ▸ 実地 / QO57P008
理由で解く 作業療法士

車椅子生活を前提にした住宅改修の寸法問題。廊下のすれ違い幅140cmと開口部の通過幅90cmは適切だが、回転スペース・シャワーフックの高さ・スロープ勾配は基準を外れている。
図は改修後の住まいを真上から見た平面図で、①廊下の幅、②玄関前ポーチの奥行き、③廊下と居室の開口部の通過幅、④浴室のシャワーフックの高さ、⑤屋外スロープの5か所が計測点として示されている。第6頸髄節まで機能残存の頸髄損傷者は車椅子を自走するため、各寸法が車椅子使用の目安を満たすかどうかで判断する。①車椅子と歩行者がすれ違うには120〜140cm程度の幅が必要で、140cmは適切である(正しい)。③居室出入口は車椅子が通るのに有効幅80cm以上が必要で、余裕をみた90cmは適切である(正しい)。②車椅子がその場で方向転換するには直径約150cmの円が入るスペースが要るため、100cmでは回りきれない(誤り)。④シャワーフックは車椅子やシャワーチェアに座った姿勢で手が届く100〜120cm程度が適切で、150cmでは高すぎて自分で外せない(誤り)。⑤屋外スロープの勾配は1/12〜1/15以下が推奨され、1/4は自走はもちろん介助でも転落の危険がある急勾配である(誤り)。よって正しいのは1と3である。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| すれ違い廊下幅 | 約140cm |
| 開口部(通過) | 有効80〜90cm |
| 回転スペース | 直径約150cm |
| 屋外スロープ勾配 | 1/12〜1/15以下 |
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