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理由で解く 作業療法士
熱傷では瘢痕が拘縮する方向と逆に伸張位で固定するのが原則。腋窩部は肩外転90°以上に保持して内転拘縮を防ぐ。
熱傷後の瘢痕拘縮は、創部の皮膚がつっぱる(短縮する)方向へ関節を引き込む。したがってポジショニングは『拘縮しやすい方向と反対の伸張位』で保持するのが大原則である。腋窩部熱傷では腋窩の皮膚が縮んで肩内転位に拘縮しやすいため、肩を外転90°以上(外転・軽度屈曲位)に保持して腋窩の皮膚を伸ばしておく。他部位も同様に、屈曲側の熱傷なら伸展位、伸展側なら屈曲位で固定する。
| 熱傷部位 | 拘縮しやすい方向 | 保持すべき肢位 |
|---|---|---|
| 前頸部 | 頸部屈曲 | 頸部伸展位 |
| 腋窩部 | 肩内転 | 肩外転90°以上 |
| 肘窩(前面) | 肘屈曲 | 肘伸展位 |
| 会陰・鼠径部 | 股関節内転・屈曲 | 股関節外転・伸展位 |
| 膝窩部 | 膝屈曲 | 膝伸展位 |
| 足背部 | 足背屈 | 足関節0°〜背屈(尖足予防含む) |
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