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理由で解く 作業療法士
せん妄予防は誘発因子の除去が基本。抗コリン薬などせん妄惹起薬の処方確認と、時計・カレンダーによる見当識支援が有効。
せん妄は身体疾患・薬剤・環境などの直接因子と誘発因子が重なって生じる意識障害で、予防は誘発因子を減らすことが中心となる。ベンゾジアゼピン系や抗コリン作用のある薬剤はせん妄を惹起・悪化させるため、処方内容を確認し不要・危険な薬剤を減らすことが重要である。また、時計やカレンダーを本人の見える位置に置いて日時・場所の見当識を保つ環境調整は、非薬物的予防の代表的介入である。家族の面会は安心と見当識維持に有効で謝絶は逆効果、頻回の病室移動は環境変化により見当識を乱し、多職種の関わりを避けるのは早期発見・多面的ケアの機会を失うため、いずれも予防に反する。よって適切なのは処方内容の確認と時計の設置である。
| 対応 | 予防的か |
|---|---|
| 処方内容の確認 | 適切(惹起薬の見直し) |
| 時計を置く | 適切(見当識支援) |
| 面会謝絶 | 不適切(不安・見当識低下) |
| 頻回の病室移動 | 不適切(環境変化) |
| 多職種を避ける | 不適切(早期発見の機会喪失) |
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