学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ P. 発疹(症状) / Q0667

理由で解く 臨床医学総論

Q0667 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第12回(2004) 問題61
問題
鍼治療後24時間で刺鍼部位小膿疱がみられた。最も考えられるのはどれか。
選択肢
1 全身性エリテマトーデス
2 全身性皮膚硬化症
3 関節リウマチ
4 ベーチェット病
解答
正解4(ベーチェット病)
解説
✗ 1. 誤り
全身性エリテマトーデス
全身性エリテマトーデスは蝶形紅斑が特徴で、針反応は典型的でない。
✗ 2. 誤り
全身性皮膚硬化症
全身性皮膚硬化症(強皮症)は皮膚の硬化が特徴であり、膿疱形成は典型的でない。
✗ 3. 誤り
関節リウマチ
関節リウマチは関節の滑膜炎が主であり、針刺入部位の膿疱は特徴的でない。
✓ 4. 正解
ベーチェット病
✓ 正しい。 鍼治療後24時間で刺鍼部位に小膿疱がみられた場合、針反応(パセルギー反応陽性)が考えられ、ベーチェット病の特徴的所見である。ベーチェット病では皮膚の被刺激性が亢進しており、針刺入部位に膿疱が形成される。教科書にもベーチェット病は口腔粘膜潰瘍・陰部潰瘍が繰り返し起こると記載されている。
ポイント
  • ベーチェット病の針反応(パセルギー反応):針刺入部位に膿疱が形成される。
  • 鍼治療後24時間で刺鍼部位に小膿疱がみられた場合、針反応(パセルギー反応陽性)が考えられ、ベーチェット病の特徴的所見である。
  • ベーチェット病では皮膚の被刺激性が亢進しており、針刺入部位に膿疱が形成される。
  • 重要用語: ベーチェット病の針反応、パセルギー反応 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第12回(2004) 問題61|鍼治療後24時間で刺鍼部位小膿疱がみられた。最も考えられるのはどれか。 解説図
鍼灸 第12回(2004) 問題61|鍼治療後24時間で刺鍼部位小膿疱がみられた。最も考えられるのはどれか。
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