学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ P. 発疹(症状) / Q0668

理由で解く 臨床医学総論

Q0668 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第15回(2007) 問題60
問題
続発疹でないのはどれか。
選択肢
1 びらん
2 潰瘍
3 丘疹
4 痂皮
解答
正解3(丘疹)
解説
✗ 1.
びらん
✗ 正しい。びらんは皮膚が浅く欠損した病変で続発疹である。
✗ 2.
潰瘍
✗ 正しい。潰瘍は皮膚が深く欠損し治癒後に瘢痕を残すもので続発疹である。
✓ 3. 正解
丘疹
✓ 誤り。 丘疹は正常皮膚に新たに生じる直径5mm以下の隆起性病変であり原発疹に分類される。びらんは皮膚の浅い欠損、潰瘍は皮膚の深い欠損(瘢痕を残す)、痂皮は創傷治癒時のかさぶたであり、いずれも続発疹に分類される。
✗ 4.
痂皮
✗ 正しい。痂皮は創傷治癒時にできる「かさぶた」で続発疹である。
ポイント
  • 丘疹は原発疹であり、びらん・潰瘍・痂皮・鱗屑・瘢痕は続発疹。
  • 丘疹は正常皮膚に新たに生じる直径5mm以下の隆起性病変であり原発疹に分類される。
  • びらんは皮膚の浅い欠損、潰瘍は皮膚の深い欠損(瘢痕を残す)、痂皮は創傷治癒時のかさぶたであり、いずれも続発疹に分類される。
  • 重要用語: 丘疹は原発疹であり、びらん、潰瘍 を正確に理解しておくこと。
比較表
原発疹(正常皮膚に新生) 続発疹(原発疹から二次的に変化)
(紅斑・紫斑・白斑・色素斑) びらん(表皮の浅い欠損)
丘疹(径1cm以下の隆起) 潰瘍(真皮以深の欠損)
結節(径1〜3cmの隆起) 痂皮(分泌物が乾燥・硬化)
腫瘤(径3cm以上の隆起) 瘢痕(結合組織による修復痕)
水疱(透明な漿液を含む) 鱗屑(角質の剥離)
膿疱(膿性内容を含む) 落屑(鱗屑の脱落)
膨疹(じん麻疹) 萎縮(皮膚の菲薄化)
解説画像
鍼灸 第15回(2007) 問題60|続発疹でないのはどれか。 解説図
鍼灸 第15回(2007) 問題60|続発疹でないのはどれか。
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