学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ N. 発熱・のぼせ・冷え / Q0660

理由で解く 臨床医学総論

Q0660 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第17回(2009) 問題63
問題
発熱を疑わせる症状で適切でないのはどれか。
選択肢
1 発 汗
2 頻 脈
3 悪 寒
4 起坐呼吸
解答
正解4(起坐呼吸)
解説
✗ 1.
発 汗
✗ 正しい。発汗は発熱時の解熱過程でみられる症状であり、発熱を疑わせる。
✗ 2.
頻 脈
✗ 正しい。頻脈は発熱に伴い体温1℃上昇ごとに脈拍が8~10回/分増加する所見である。
✗ 3.
悪 寒
✗ 正しい。悪寒は体温の急上昇時にみられる典型的な発熱の初期症状である。
✓ 4. 正解
起坐呼吸
✓ 誤り。 起坐呼吸は心不全などで仰臥位になると呼吸困難が悪化するため座位をとる状態であり、発熱を疑わせる症状ではない。教科書にも「起座呼吸は重症心不全の所見」と記載されている。発汗は解熱時にみられ、頻脈は発熱に伴い脈拍が増加する所見、悪寒は発熱初期の症状である。
ポイント
  • 起坐呼吸は心不全の症状であり、発熱を疑わせる症状ではない。
  • 起坐呼吸は心不全などで仰臥位になると呼吸困難が悪化するため座位をとる状態であり、発熱を疑わせる症状ではない。
  • 教科書にも「起座呼吸は重症心不全の所見」と記載されている。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
徴候 ラテン語 機序
発赤 rubor 血管拡張・充血
腫脹 tumor 血管透過性亢進・滲出液貯留
熱感 calor 血流増加・代謝亢進
疼痛 dolor 発痛物質(ブラジキニン等)の産生
機能障害 functio laesa ガレヌスが追加(5徴候)
解説画像
あマ指 第17回(2009) 問題63|発熱を疑わせる症状で適切でないのはどれか。 解説図
あマ指 第17回(2009) 問題63|発熱を疑わせる症状で適切でないのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手