学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0681

理由で解く 臨床医学総論

Q0681 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第17回(2009) 問題64
問題
出血傾向をきたさないのはどれか。
選択肢
1 再生不良性貧血
2 悪性貧血
3 紫斑病
4 血友病
解答
正解2(悪性貧血)
解説
✗ 1.
再生不良性貧血
✗ 正しい。再生不良性貧血は汎血球減少により血小板も減少するため出血傾向をきたす。
✓ 2. 正解
悪性貧血
✓ 誤り。 悪性貧血(巨赤芽球性貧血)はビタミンB12の欠乏により赤血球のDNA合成が障害される疾患であり、貧血は呈するが血小板数や凝固因子は比較的保たれるため出血傾向はきたしにくい。再生不良性貧血は血小板減少、紫斑病は血小板減少や血管壁異常、血友病は凝固因子欠損により、いずれも出血傾向をきたす。
✗ 3.
紫斑病
✗ 正しい。紫斑病は血小板減少(ITPなど)や血管壁異常(アレルギー性紫斑病)により出血傾向を呈する。
✗ 4.
血友病
✗ 正しい。血友病は凝固因子(第VIII因子・第IX因子)の先天的欠損により出血傾向をきたす。
ポイント
  • 悪性貧血は貧血をきたすが血小板・凝固因子は保たれ出血傾向はない。
  • 悪性貧血(巨赤芽球性貧血)はビタミンB12の欠乏により赤血球のDNA合成が障害される疾患であり、貧血は呈するが血小板数や凝固因子は比較的保たれるため出血傾向はきたしにくい。
  • 再生不良性貧血は血小板減少、紫斑病は血小板減少や血管壁異常、血友病は凝固因子欠損により、いずれも出血傾向をきたす。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第17回(2009) 問題64|出血傾向をきたさないのはどれか。 解説図
あマ指 第17回(2009) 問題64|出血傾向をきたさないのはどれか。
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