学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0047

理由で解く 臨床医学総論

Q0047 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題52
問題
脈拍について正しいのはどれか。
選択肢
1 貧血では頻脈を呈する。
2 頭蓋内圧亢進時は頻脈を呈する。
3 甲状腺機能亢進症では徐脈を呈する。
4 うっ血性心不全では徐脈を呈する。
解答
正解1(貧血では頻脈を呈する。)
解説
✓ 1. 正解
貧血では頻脈を呈する。
✓ 正しい。 貧血ではヘモグロビンの減少により酸素運搬能が低下するため、心臓は心拍数を増加させて代償しようとし、頻脈をきたす。鉄欠乏性貧血をはじめ、あらゆる種類の貧血で酸素供給能の低下を補う代償機構として頻脈がみられる。
✗ 2. 誤り
頭蓋内圧亢進時は頻脈を呈する。
頭蓋内圧亢進時は延髄の圧迫によるクッシング反応として徐脈をきたす。頻脈ではない。
✗ 3. 誤り
甲状腺機能亢進症では徐脈を呈する。
甲状腺機能亢進症では基礎代謝の亢進により頻脈をきたす。徐脈ではない。
✗ 4. 誤り
うっ血性心不全では徐脈を呈する。
うっ血性心不全ではポンプ機能低下の代償として頻脈をきたす。徐脈ではない。
ポイント
  • 貧血の頻脈は酸素運搬能低下に対する心臓の代償機構
  • 貧血ではヘモグロビンの減少により酸素運搬能が低下するため、心臓は心拍数を増加させて代償しようとし、頻脈をきたす。
  • 鉄欠乏性貧血をはじめ、あらゆる種類の貧血で酸素供給能の低下を補う代償機構として頻脈がみられる。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第28回(2020) 問題52|脈拍について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第28回(2020) 問題52|脈拍について正しいのはどれか。
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