学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ C. ウイルス感染症 / Q0065

理由で解く 臨床医学各論

Q0065 感染症

出典:あマ指 第26回(2018) 問題63
問題
細菌感染症はどれか。
選択肢
1 百日咳
2 後天性免疫不全症候群
3 風疹
4 流行性耳下腺炎
解答
正解1(百日咳)
解説
✓ 1. 正しい
百日咳
百日咳は百日咳菌(Bordetella pertussis)による細菌感染症である。特有のけいれん性咳嗽発作(レプリーゼ:吸気時にヒューという音を発する)を呈し、乳幼児では重症化しやすい。百日咳は細菌感染症に分類されており、DPTワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン)で予防可能である。
✗ 2. 誤り
後天性免疫不全症候群
後天性免疫不全症候群(AIDS)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)によるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。CD4陽性Tリンパ球が破壊され免疫能が低下する。
✗ 3. 誤り
風疹
風疹は風疹ウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。「三日ばしか」とも呼ばれ、先天性風疹症候群が重要な問題である。
✗ 4. 誤り
流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。
ポイント
  • 選択肢中で細菌感染症は百日咳のみ。AIDS(HIV)、風疹(風疹ウイルス)、流行性耳下腺炎(ムンプスウイルス)はいずれもウイルス感染症である。
  • 百日咳はDPTワクチンの「P」に含まれる疾患であり、細菌感染症であることを確実に覚えること。
  • 重要用語: 百日咳菌, DPTワクチン, HIV, ムンプスウイルス, 風疹ウイルス を正確に理解しておくこと。
比較表
疾患 病原体 分類
百日咳 百日咳菌 細菌感染症
AIDS HIV ウイルス感染症
風疹 風疹ウイルス ウイルス感染症
流行性耳下腺炎 ムンプスウイルス ウイルス感染症
解説画像
あマ指 第26回(2018) 問題63|細菌感染症はどれか。 解説図
あマ指 第26回(2018) 問題63|細菌感染症はどれか。
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