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理由で解く 理学療法士
錐体路(上位運動ニューロン)障害では痙性麻痺・腱反射亢進・病的反射出現とともに、表在反射である腹壁反射が消失する。
錐体路(皮質脊髄路)障害=上位運動ニューロン障害では、筋緊張亢進(痙性)、深部腱反射の亢進、Babinski徴候など病的反射の出現、そして腹壁反射・挙睾筋反射などの表在反射の消失が特徴である。膝蓋腱反射の低下や筋緊張低下は下位運動ニューロン障害の所見であり錐体路徴候ではない。深部感覚鈍麻は感覚路(後索など)の障害、ジストニアは大脳基底核など錐体外路系の障害による不随意運動である。したがって腹壁反射消失が錐体路徴候に該当する。
| 所見 | 上位(錐体路) | 下位 |
|---|---|---|
| 筋緊張 | 亢進(痙性) | 低下 |
| 腱反射 | 亢進 | 低下・消失 |
| 病的反射 | 出現(Babinski等) | なし |
| 表在反射(腹壁) | 消失 | 保たれる |
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