学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §21 各論(軟部組織損傷) 頭部・体幹 / QJ34P094
理由で解く 柔道整復師
仙腸関節由来の腰殿部痛を判定するのはニュートンテストです。他の3つはいずれも頸椎・腰椎神経根・股関節外転筋を診るテストで、対象が異なります。
仙腸関節はほとんど動かない関節ですが、わずかな不適合でも殿部から鼠径部にかけての痛みを生じます。診るときの発想は単純で、「仙腸関節そのものに直接ストレスをかけ、いつもの痛みが再現されるか」を見ます。ニュートンテストはこの考え方の代表で、腹臥位で仙骨中央を上から押す直達法と、両側の上前腸骨棘を圧迫して腸骨を動かす介達法があります。他にゲンスレンテスト、パトリック(FABER)テスト、圧迫・離開テストなども同じ目的で用います。テスト名を丸暗記するのではなく、「どの関節・どの神経に負荷をかけているか」で仕分けると、初見の名前でも整理できます。
| テスト・徴候 | 評価対象 | 陽性で示唆されるもの |
|---|---|---|
| ニュートンテスト | 仙腸関節 | 仙腸関節由来の腰殿部痛 |
| スパーリングテスト | 頸椎椎間孔 | 頸部神経根症 |
| ラセーグ徴候 | 坐骨神経・腰仙部神経根 | 腰椎椎間板ヘルニアなど |
| トレンデレンブルグ徴候 | 中殿筋(股関節外転筋) | 中殿筋の機能不全 |
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