学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §9 神経系 / QJ34A071
理由で解く 柔道整復師
脳幹は中脳・橋・延髄の3つからなる。選択肢の中でこれに当てはまるのは延髄だけである。
脳幹は大脳と脊髄をつなぐ「幹」にあたる部分で、上から中脳・橋・延髄の順に並ぶ。ここには呼吸・循環・嚥下といった生命維持に直結する中枢と、第III〜第XII脳神経の神経核が詰め込まれている。さらに錐体路などの下行路と、後索-内側毛帯路などの上行路がすべてこの細い場所を通り抜けるため、小さな病変でも重い症状が出やすい。小脳は脳幹の背側に張り出し、上・中・下の3対の小脳脚で脳幹と連絡するが、発生学的にも機能的にも別の器官であり脳幹には含めない。なお間脳を脳幹に加える広い定義もあるが、国家試験では「中脳・橋・延髄」で解答してよい。
| 区分 | 含まれるもの | 押さえどころ |
|---|---|---|
| 大脳(終脳) | 大脳半球・大脳基底核 | 脳幹より上位。皮質から錐体路が出る |
| 間脳 | 視床・視床下部 | 広義では脳幹に含めることもある |
| 脳幹 | 中脳・橋・延髄 | 脳神経核III〜XII、生命維持中枢、伝導路の通路 |
| 小脳 | 小脳半球・虫部 | 脳幹の背側。小脳脚で連絡するが脳幹ではない |
| 脊髄 | 頸髄〜尾髄 | 大後頭孔より下。延髄に続く |
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