学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §32 足関節外側靱帯損傷の診察 / QJ34A036
理由で解く 柔道整復師
足関節外側靱帯は足部の内がえし(内反+底屈)で引き伸ばされます。したがって発生機転を述べた1が正しい記述です。
外側靱帯は前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯の3本からなり、足部が内がえしされたときに緊張して距骨の内反・前方移動を止めています。なかでも前距腓靱帯は最も細く、底屈位で緊張するため、底屈+内反という受傷肢位で最初に切れます。臨床上は「単独損傷なら前距腓靱帯」「さらに強い外力で踵腓靱帯が加わる」「後距腓靱帯は強靱で単独損傷はまれ」という頻度の順序を押さえます。検査は緊張する肢位で行うのが原則で、前距腓靱帯は底屈位、踵腓靱帯は中間位〜背屈位で内反ストレスをかけ、いずれも健側と比較して判定します。
| 靱帯 | 緊張する肢位 | 評価肢位 | 損傷頻度 |
|---|---|---|---|
| 前距腓靱帯 | 底屈位 | 底屈位での内反ストレス・前方引き出し | 最多(単独損傷の代表) |
| 踵腓靱帯 | 中間位〜背屈位 | 中間位での内反ストレス | 前距腓靱帯に次ぐ(合併が多い) |
| 後距腓靱帯 | 背屈位 | 単独評価は困難 | 単独損傷はまれ |
| 三角靱帯(内側) | 外反位 | 外反ストレス | 外側より少ない |
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