学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §26 膝関節側副靱帯損傷の診察 / QJ34A028
理由で解く 柔道整復師
内側側副靱帯は内側半月と結合しているため合併損傷を起こしやすく、嵌頓症状(ロッキング)があれば半月板損傷の合併を疑う。
内側側副靱帯(MCL)は浅層と深層からなり、深層線維は関節包を介して内側半月に付着している。膝に外反が強制されると、内側の靱帯だけでなく内側半月、さらに前十字靱帯まで同時に損傷することがあり、この3つの組み合わせは不幸の三徴(unhappy triad)として知られる。膝が途中で引っかかって伸ばせなくなるロッキングは、断裂した半月板の一部が関節面に挟まって起こる症状であり、靱帯の損傷だけでは説明できない。したがって嵌頓症状を認めたら半月板損傷の合併を考え、MRIなど画像診断のできる医療機関へ紹介したうえで、その間は膝を安静に保つ固定と免荷を指示する。
| 内側側副靱帯損傷 | 前十字靱帯損傷 | |
|---|---|---|
| 受傷機転 | 外反強制(接触型が多い) | 着地・方向転換(非接触型が多い) |
| 急性期の腫脹 | 局所の腫脹が主 | 関節血症で著明 |
| 特徴的症状 | 内側の圧痛、外反時痛 | 膝くずれ現象 |
| 徒手検査 | 外反ストレステスト | 前方引き出し、ラックマン、Nテスト |
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