学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §26 膝関節側副靱帯損傷の診察 / QJ33A029
理由で解く 柔道整復師
「〜でないのはどれか」を問う設問です。内側側副靱帯(MCL)を評価するのは外反ストレスを加える検査で、グラスピングテストだけが腸脛靱帯の障害をみる検査です。
MCLは膝の内側で外反を制動する靱帯なので、評価はいずれも「膝を外反させて内側が開くか、内側に痛みが出るか」をみる形になります。外反ストレステストは屈曲30度で下腿を外反させる基本手技、グラビティテストは肢の重みを利用して外反方向のストレスをかける方法、牽引アプライテストは腹臥位・膝90度屈曲位で下腿を牽引しながら回旋を加え、側副靱帯由来の痛みを誘発するものです(圧迫を加えると半月板の検査になります)。一方グラスピングテストは大腿骨外側上顆の上で腸脛靱帯を押さえながら膝を伸展させ、腸脛靱帯炎(ランナー膝)の痛みを再現する検査で、評価対象は膝の外側です。設問の条件は「MCLの検査でないもの」ですから、これが答えになります。
| 検査 | 対象 | 操作の要点 |
|---|---|---|
| 外反ストレステスト | 内側側副靱帯 | 屈曲30度で外反 |
| グラビティテスト | 内側側副靱帯 | 下肢の重みで外反ストレス |
| 牽引アプライテスト | 側副靱帯 | 腹臥位・牽引しながら回旋 |
| グラスピングテスト | 腸脛靱帯(外側) | 外側上顆部を圧迫し膝を伸展 |
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