学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 外科学概論 ▸ §10 移植 / QJ33P052
理由で解く 柔道整復師
2つ選ぶ問題です。脳死は脳幹を含む全脳の不可逆的な機能喪失であり、現行の臓器移植法では本人の意思が不明でも家族の承諾で脳死下の臓器提供ができます。この1と2が正しい記述です。
日本では2010年に全面施行された改正臓器移植法により、本人が提供を拒否する意思を示していない限り、家族の書面による承諾で脳死下の臓器提供が可能になりました。これにより15歳未満からの提供にも道が開かれています。法的脳死判定は、深昏睡、瞳孔の固定・散大、脳幹反射の消失、平坦脳波、自発呼吸の消失という5項目を、移植に関わらない2人以上の専門医が6時間以上(6歳未満は24時間以上)の間隔をあけて2回確認することで行われます。移植後の経過については、拒絶反応が起こる時期と、移植成績のおおよその水準をあわせて押さえておきましょう。
| 拒絶反応 | 時期 | 主な機序 |
|---|---|---|
| 超急性 | 数分〜24時間以内 | 既存の抗ドナー抗体+補体 |
| 急性 | 術後1週〜3か月が中心 | T細胞を主体とする細胞性免疫 |
| 慢性 | 数か月〜数年 | 血管内膜肥厚・線維化 |
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