学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 外科学概論 ▸ §8 手術 / QJ33P051
理由で解く 柔道整復師
姑息的手術は病巣を残したまま、症状や機能を改善する手術です。鼠径ヘルニアの前方修復術はヘルニア門そのものを閉じる根治手術なので、これが「姑息的手術でないもの」にあたります。
手術は目的によって、病巣そのものを取り除く根治手術と、病巣は残しつつ生命やQOLを脅かす症状を取り除く姑息的(緩和的)手術に大別されます。バイパス手術、人工肛門造設、シャント術、ステント留置などが後者の代表で、進行癌や全身状態のために根治術ができない場合、あるいは根治術までのつなぎとして選ばれます。判断の物差しはただ一つ、「原因そのものを断っているか」です。この問いを各選択肢に当てはめれば、暗記に頼らず正解にたどり着けます。
| 根治手術 | 姑息的(緩和的)手術 | |
|---|---|---|
| 目的 | 病巣の完全な除去 | 症状の除去・機能の確保 |
| 病巣 | 取り除く | 残る |
| 例 | 鼠径ヘルニア修復術、癌の根治切除 | 人工肛門造設、胃腸吻合(バイパス)、シャント術 |
| 選ばれる場面 | 切除可能で全身状態が耐えうる | 進行癌・全身状態不良・通過障害の回避 |
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