学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / リハビリテーション医学 ▸ §5 リハビリテーションの治療 / QJ33P019
理由で解く 柔道整復師
頸椎装具は固定力の強さで並べて覚えると解ける。硬性でありながらハロー装具ほどの固定力はなく、屈伸に加えて回旋もある程度抑えられるのがフィラデルフィアカラーである。
頸椎装具の固定力は、ソフトカラー<フィラデルフィアカラー<四支柱式装具・SOMI装具<ハロー装具の順に強くなる。固定力を決めるのは、頭部をどの高さでどれだけ広く受け止め、体幹とどの程度強く連結しているかである。フィラデルフィアカラーは前後2つのピースからなる硬性カラーで、上は下顎と後頭部、下は胸骨と上背部を支える。頭部を上下2か所で挟み込む構造のため、屈曲・伸展を主に制動しつつ回旋もある程度抑えられる。とはいえ頭蓋に直接固定するわけではないので、ハロー装具のような強固な固定には及ばない。この位置づけが設問の記述と一致する。
| 装具 | 適用部位 | 固定力 | 回旋の制動 |
|---|---|---|---|
| 頸椎カラー(ソフトカラー) | 頸椎 | ごく弱い | ほとんどできない |
| フィラデルフィアカラー | 頸椎 | 中等度(硬性) | ある程度抑制できる |
| ハロー装具 | 頸椎 | 最も強い | 強く制動する |
| ジュエット型装具 | 胸腰椎 | 中等度(三点固定) | 頸部には用いない |
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