学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 解剖学 ▸ §9 神経系 / QJ33A070
理由で解く 柔道整復師
脳梁は左右の大脳半球をつなぐ交連線維の集まりで、大脳白質(大脳髄質)にあたる。正解は 2 である。
大脳は表面の灰白質(大脳皮質)、その内側の白質(大脳髄質)、白質の中に島のように埋まる灰白質(大脳基底核)の3つで構成される。灰白質は神経細胞体が集まる場所、白質は髄鞘をもつ神経線維(軸索)が走る場所で、髄鞘の脂質が白く見えるためこの名がある。白質を走る線維は3種類に分けられ、同じ半球内の皮質どうしをつなぐ連合線維(上縦束・鉤状束など)、左右の半球をつなぐ交連線維(脳梁・前交連・脳弓交連)、皮質と下位中枢を上下に結ぶ投射線維(内包を通る錐体路や視放線など)がある。脳梁はこのうち最大の交連線維束で、嘴・膝・幹・膨大に区分される。一方、海馬は側脳室下角の内側壁をなす古皮質で灰白質、尾状核とレンズ核(被殻+淡蒼球)は大脳基底核でやはり灰白質である。
| 構造 | 灰白質/白質 | 位置・内容 |
|---|---|---|
| 大脳皮質 | 灰白質 | 大脳表面。神経細胞体が層をなす |
| 海馬 | 灰白質(古皮質) | 側脳室下角の内側壁。記憶に関与 |
| 尾状核 | 灰白質(大脳基底核) | 側脳室に沿ってC字形。被殻と合わせて線条体 |
| レンズ核 | 灰白質(大脳基底核) | 被殻+淡蒼球。内包の外側 |
| 脳梁 | 白質(交連線維) | 左右の大脳半球をつなぐ最大の線維束 |
| 内包 | 白質(投射線維) | 尾状核・視床とレンズ核の間。錐体路が通る |
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