学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §35 包帯法 / QJ33A040
理由で解く 柔道整復師
前腕や下腿のように太さが変化していく部位では、包帯を折り返して走行の向きを変え、密着させる折転帯を用います。
包帯は、走行の向きが肢の傾きに合っていないと上縁または下縁が浮いてしまいます。前腕や下腿は末梢から中枢へ向かうにつれて太くなるため、螺旋帯のまま巻き上げると包帯の片側が浮き、圧が不均一になって緩みやすくなります。折転帯は巻き上げる途中で親指を当てて包帯を折り返し、進む角度を修正しながら巻いていく方法で、太さの変化に合わせて全周を密着させられます。折り返す位置は毎回同じ縦線上にそろえ、骨突出部や創部の直上を避けると圧迫による痛みを防げます。ただし折り返し部は厚みが増して局所的な圧が高くなるので、巻いた後は末梢の色調・冷感・しびれを確認し、患者にも「しびれや強い締めつけを感じたら早めに来院してください」と伝えておきます。伸縮性包帯を使う場合は素材自体が形に追従するため、折転帯の必要性は小さくなります。
| 包帯法 | 適した部位・目的 |
|---|---|
| 折転帯 | 太さが一定でない部位(前腕・下腿) |
| 螺旋帯 | 太さがほぼ一定の部位(上腕・大腿・体幹) |
| 亀甲帯 | 屈伸する関節部(肘・膝) |
| 蛇行帯 | 副子やガーゼの仮止め |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。