学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §28 膝関節半月板損傷の診察 / QJ33A033
理由で解く 柔道整復師
半月板損傷を評価するのはマックマレーテストです。膝を屈曲位から回旋を加えつつ伸展させ、裂隙のクリックや疼痛をみます。
マックマレーテストは背臥位で膝を深く屈曲させ、下腿に外旋または内旋を加えたまま伸展させていく手技です。損傷した半月板が大腿骨顆部と脛骨の間で挟み込まれるとクリック音や引っかかり、関節裂隙の痛みが生じ、これが陽性所見となります。一般に下腿外旋位で伸展させると内側半月、内旋位で伸展させると外側半月への負荷が高まると説明されます。半月板の検査には他に圧迫アプライテスト(腹臥位・膝90度屈曲位で下腿を圧迫しながら回旋)があり、牽引を加える牽引アプライテストが側副靱帯の検査であることと対にして覚えると混乱しません。他の三つの選択肢は、それぞれ前十字靱帯、アキレス腱、腰部と評価対象がまったく異なります。検査名は「どの組織を、どの向きの力で調べるか」まで結び付けて記憶するのが確実です。
| 検査 | 評価する部位 | 陽性所見 |
|---|---|---|
| マックマレーテスト | 半月板 | 裂隙のクリック・疼痛 |
| 前方引き出しテスト | 前十字靱帯 | 脛骨の前方移動増大 |
| トンプソンテスト | アキレス腱 | 筋腹を握っても底屈しない |
| ケンプテスト | 腰椎・神経根 | 下肢への放散痛 |
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