学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §14 肋骨骨折の固定 / QJ33A015
理由で解く 柔道整復師
肋骨は呼吸のたびに動く。深呼吸で骨折部が大きく動くため疼痛が増す。正答は1。
肋骨骨折は限局性の圧痛と、深呼吸・咳・くしゃみ・体幹の回旋で強まる疼痛が特徴である。骨折部から離れた位置(胸郭の前後や側方)を圧迫して疼痛が誘発される介達痛は診断の助けになる。呼吸に伴って骨折端が動くため、触れていると軋轢音を感じることがある。骨折が1本であれば胸郭の連続性は保たれ、動揺性胸郭にはならない。ただし単数でも折れた端が胸膜や肺を傷つけて気胸・血胸を起こすことがあるので、呼吸苦・チアノーゼ・血痰・皮下気腫の有無を必ず確かめる。
| 項目 | 単数の肋骨骨折 | 動揺性胸郭 |
|---|---|---|
| 骨折の数と部位 | 1本・1か所 | 複数本がそれぞれ2か所以上 |
| 胸壁の動き | 連続性は保たれる | 一部が呼吸と逆に動く(奇異呼吸) |
| 呼吸状態 | 疼痛で浅くなる | 換気障害・呼吸不全に至りうる |
| 対応 | 保存的な固定で除痛 | 直ちに医師の管理下へ |
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