学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §24 臨床実地問題 / QJ32P109
理由で解く 柔道整復師

「誤っているのはどれか」を問う設問。骨折・脱臼を含む外傷の診断を確定させるのは医師の役割であり、超音波画像観察装置を確定診断の手段として位置づけている選択肢1が答えとなる。
スノーボードで転倒して手を衝いた手関節部の外傷では、橈骨遠位端骨折をはじめとする骨折を念頭に置いて対応する。柔道整復師が単独で行えるのは応急手当としての整復・固定までであり、骨折・脱臼の後療は医師の同意を得たうえで行う。エックス線などの画像を含めた確定診断は医師が担う。超音波画像観察装置は、施術部位の状態を観察して固定の適否や経過を確認するための補助手段として用いるものであって、これで診断を確定させる位置づけではない。受傷から4時間で医療機関を受診しておらず、手指の運動・感覚は保たれている本例では、腫脹の増悪を見越した固定と患肢挙上を行い、循環・神経障害の兆候を具体的に説明したうえで、速やかに整形外科の受診を勧めるのが当日の適切な流れである。
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