学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 必修問題 ▸ §28 膝関節半月板損傷の診察 / QJ32A030
理由で解く 柔道整復師
半月板損傷で陽性となるのはマックマレーテストです。膝を屈曲位から伸展させながら回旋を加え、損傷部を大腿骨と脛骨の間に挟み込んでクリックや疼痛を誘発します。
半月板は大腿骨顆部と脛骨関節面の間に挟まれた線維軟骨で、圧迫と回旋のストレスで損傷します。したがって半月板の検査は「圧迫+回旋」を加える操作、靱帯の検査は「牽引や引き出し」で緩みを見る操作、と原理から整理できます。マックマレーテストは背臥位で膝を最大屈曲し、下腿に内旋または外旋を加えながら伸展していく方法で、関節裂隙のクリック音や疼痛が陽性所見です。同じ半月板をみるアプライテストでも、圧迫を加えた回旋で疼痛が出れば半月板、牽引を加えた回旋で疼痛が出れば側副靱帯の損傷を疑う、という使い分けになります。
| 検査 | 操作 | 陽性が示すもの |
|---|---|---|
| マックマレーテスト | 屈曲位から回旋しつつ伸展 | 半月板損傷 |
| アプライ圧迫テスト | 膝90度で圧迫+回旋 | 半月板損傷 |
| アプライ牽引テスト | 膝90度で牽引+回旋 | 側副靱帯損傷 |
| ラックマンテスト | 屈曲20〜30度で前方へ引き出す | 前十字靱帯損傷 |
| Nテスト | 外反を加えつつ伸展・屈曲 | 前十字靱帯損傷 |
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