学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §17 各論(骨折) 下肢 / QJ31P091
理由で解く 柔道整復師
中足骨の疲労骨折は、荷重が集中する第2・第3中足骨に起こる。「行軍骨折」の別名で覚えると位置が結びつく。
中足骨は歩行・走行のたびに床反力を受ける。なかでも第2・第3中足骨は、対応する足根中足関節の可動性が小さく足部のなかで固定されているため、荷重ストレスが逃げずに集中する。長距離歩行・ランニング・跳躍を繰り返すと骨幹部に微小骨折が蓄積し、疲労骨折となる。初期は単純エックス線に写らないことがあるので、限局性の圧痛と運動時痛が続く場合は疲労骨折を想定して運動量を減らし、医療機関での画像評価につなげる。
| 項目 | 第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折) | ジョーンズ骨折 |
|---|---|---|
| 部位 | 基部(粗面) | 基部〜骨幹部移行部 |
| 発生機序 | 足部内がえし+短腓骨筋の牽引 | 繰り返す外側への荷重ストレス |
| 血行 | 比較的良好 | 乏しい |
| 経過 | 保存療法で癒合しやすい | 偽関節・再骨折が多く難治 |
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